2007/03/24(土)00:42
みんな合わせてくるんだなぁ!
今日もフィギュアの話題です。
いよいよ、女子シングルが始まりました。
今日がSP。
今日は、フジテレビで21:00~の放送しかなかったので、それを視聴(&録画)
LIVEじゃないし、時間も2時間枠だからもちろんダイジェスト。
コルピとか、ロシェットの演技がカットされていたのは、残念 (´・ω・`)ガッカリ・・・
最初に見たのが、カロリーナ・コストナー。
…完璧。
次が、キミー・マイズナー。
…こちらも、完璧。
コストナーは、去年のトリノ五輪、地元開催で期待されながら、失敗してしまいました。
また、マイズナーも、昨日までの報道では、不調が伝えられていたんです。
でも、2人とも、本番ではピタッと決めてきた。
やっぱり、トップレベルの選手って、合わせてくるんだなぁ、と思いました。
次が、私が大ファンでもある、金妍児(キム・ヨナ)。
キムも、腰痛で苦しんでいる旨聞いていたので、心配でした。
しかし
コストナー、マイズナー以上に、完璧。。。
曲が、ムーラン・ルージュからロクサーヌのタンゴで、これって、高橋くんが滑ったこともある曲なんですよね。
(アイスショーで何回か見たことがあります)
なので、何となく親しみが。
で、その演技ですよ!
腰痛だったなんて嘘でしょ?! と言いたくなるくらいの、すばらしさ。
もちろん、ジャンプも3つ全て完璧に決めてきました。
特に、最後のイナバウアーからの2アクセルは、身震いがするほどきれいだった。
そして、この人の場合、ジャンプだけでなく、スピンとか、スパイラルとか、ステップとか、他の要素も、びしっと決まっていました。
何より、表情や身体全体から醸し出す雰囲気が素敵だった!
何というか「かっこいい!!!」って感じなんです。
実際、演技を見ながら、テレビの前で、何度となく「かっこいい!」と叫んでました。
音楽の節目節目での決めのポーズも、本当に決まっていました。
「これは、コストナーやマイズナーより上いくでしょ」
と思っていたら、そのとおり。
テクニカル・エレメンツでは、ただ一人40点台、5コンポーネンツでも全て7点台で、合計でも、ただ一人70点を上回る、だんとつの得点でした。
いやー、すごいものを見てしまった。。。
演技後のインタビューで
「少々ミスがあったので…」
と言ってましたが、思わず
「えっ? どこにミスがあったの?」
とテレビに向かって突っ込んでしまったほどです。
(さっき、録画したのをもう一度見直しましたけど、やっぱりどこがミスなのか、分かりませんでした)
それから、日本人で一番最初に出てきたのが、中野友加里さん。
彼女も大好きな選手の一人です。
(私は、親しみを込めて、勝手に「ゆかりん」と呼んでます)
で、そのゆかりんの演技も、完璧。
もう、完全に、芸者・SAYURIになりきってました!
ジャンプも全てきれいに決めるし、スパイラルも、ステップもいつも以上にきれいに思えました。
そして、圧巻はスピン。
彼女は、もともとスピンに定評がある選手で、私もそれが好きなんですけど、今日のスピンは、いつも以上に速度と切れがあって、また身体の柔らかさも存分に発揮されていて、思わずうっとりしてしまうようなスピンでした。
もちろん、彼女のトレードマーク・ドーナツスピンもバッチリでした。
(欲を言えば、映像、上からでなく横から映してほしかったけど…)
何よりも素晴らしいと思ったのが、表情です。
演技中ずっと、もう何とも言えない素敵な笑顔だったんです。
これ見た人、みんな惚れちゃうよな、って思うくらい。
今季見た中で、SP最高の出来だったんじゃないかな? と思いました。
お客さんも正直で、ものすごい歓声+スタンディング・オベーションでしたよね。
でも、点数が思ったより伸びなくて、この時点で、マイズナーの次の4位。
まあ、トップの選手は、SPのコンビネーションジャンプを3-3で決めてくるところ、ゆかりんは3-2だったので、テクニカルがやや下がってしまうのは、仕方ないかな? とも思うんです。
でも、芸術点の方、スケーティング技術が7.00の他は、みんな6点台にとどまった、っていうのが、ちょっと不満。
音楽の表現もよかったし、きれいな滑りだったのにな。
それでも、この大舞台でPB(パーソナルベスト)更新ですから、やっぱりすごいなぁ。
彼女も、世界選手権にぴたり照準を合わせてきた! って感じでした。
最終グループにはいって、日本人2人目の安藤美姫(ミキティ)。
彼女も、12月の全日本で、フリーの演技中に肩を痛めてしまって(テレビで見てました。そのあと、棄権の危機を乗り越えて、演技を最後までやり通したのには、感動した)、今年に入ってから、なかなか満足な練習ができなかったんですよね。
なので、今日どんな演技を見せてくれるのか、不安半分、期待半分、といったところでした。
でも、ミキティも完璧だった!
肩を負傷していたとは思えないような、ミキティらしい伸びやかで、力強い演技でした。
ジャンプの精度の高さも、さすがです。
そして、アラビアンナイトのお姫様らしい表現にも、さらに磨きがかかっていたように思いました。
ステップも、さらに上手くなっていたような気がしました。
ホント、切れ味よい、きれいなステップなんですよね。
また、演技終了後の、充実感たっぷりといった感じの笑顔が、本当に素敵でした。
で、ミキティもPB更新して、この時点でキム・ヨナに続いて、2位に飛び込んできました。
こうなると、日本人3人目の真央ちゃんにも、当然期待がかかるところですが…。
最初の3回転はきれいに決めたのですが、次の3-3のコンビネーションジャンプが、2つ目がシングルになってしまうという、痛恨のミス!
今季、SPでのミスらしいミスは見たことがなかったので、これには本当にびっくりしました。
やっぱり、さまざまなプレッシャーが重くのしかかっていたのでしょうか?
真央ちゃんらしくないミスでした。
本当に残念だった。。。
でも、そのミスをあとに引きずらないのが、真央ちゃんのいいところでしょう。
3つ目のジャンプ、2アクセルは、きれいに決めてきたし、その他、スピン、ステップ、スパイラルも、他の選手よりも1つレベルが上だな、と思わせるきれいさだったと思います。
身体の柔軟性を生かしきった、いい滑りだったと思いました。
ただ、ビールマンスピン、いつもは片手でするのに(これが彼女のトレードマークの1つでもあります)、今日に限って両手だったのが、ちょっと気になりましたが…。
得点は、やはりジャンプのミスが響いてしまい、伸びませんでした。
でも、芸術点で稼いできたのはさすがだし、何よりコンビネーションが3-1になって、なお5位に飛び込んできたのは、実力でしょう。
というわけで、本当にみんな、この大会にピタッと合わせて、いい演技続出で、感動しっぱなしでした。
そんな中、真央ちゃんの唯一のミスだけが、本当に残念でしたが…。
でも、まだ明日のフリーがあるし、ぜひ挽回してほしいです。
こうなったら、何が何でもトリプルアクセル決めてほしいなぁ!
でも、キム・ヨナにも頑張ってほしいしなぁ…。
もちろん、ゆかりん、ミキティにも、いい演技をしてほしいです。
ホント、誰もミスしてほしくないなぁ…。
ちなみに、SP終わって、
1位 キム・ヨナ
2位 安藤・美姫
3位 カロリーナ・コストナー
4位 キミー・マイズナー
5位 浅田真央
7位 中野友加里
です。
上位の顔ぶれそのものは、まあ、順当でしょうね。
明日のフリーの演技が、本当に本当に楽しみです!!
明日は、J SPORTS PLUSで17:45~ 生中継があるので、(ライオンズの開幕戦に引き続き)それを見る予定。
あ、HDDの残りが少なくなってる!
何か消去して、しっかりフリーも録画しなくちゃ…。
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ところで、今日、左手の人差し指の爪が割れてしまって、今、絆創膏を貼っているんです。
それだけなのに、キーボードがとっても打ちにくい!
すごく、いつもの感覚と違うので、打ち間違いも多いです(涙)
指先の感覚って、大事なんだなぁ!
それから、数日前から、右目がごろごろしたり、滲みるような痛さがあったりして、調子が悪かったので、今日、眼医者に行ってきました。
そしたら
「あ、黒目にゴミがついてます。
埋まっている感じなので、瞬きだけじゃとれなかったんですね」
だって。
もちろん、その場で取り除いてもらいましたが、3日ほどはコンタクト禁止。
これが結構つらいんだ。。。
いや、家の中だけならいいんですけど、外出するときがね。
特に階段を降りるのが怖いので。
いやだなぁ。