おつかれさまです 宵闇せまれ～ば ♪
あっ 有楽町や銀座界隈の街の灯が ちらっ
さぁ 飲むぞ・・なんて まだ まだ ♪
なんとなく お酒の話題 もうひとつ・・
（あっ ひょっとして お酒を我慢してる 反動？？）
楠本憲吉といえば 俳人としても著名で 料亭 なだ万
の代々続くオーナーでもありましたが 知るひとぞ知る 見事な
お酒のエッセイも たくさん書いておられました
おもに サントリーの洋酒マメ天国 あたりに連載しておられて
「色好み女歳時記」とても貴重な一冊 のような気がしております
これを書いておられた頃は 東京 帝国ホテルにも 料亭 なだ万
があったり その他 いろいろで 東京に お住まいだったのですが
もともとは 大阪が本店 実家は神戸 岡本のお屋敷町に
旧制 灘中（今の灘高）時代に かの遠藤周作と同級 慶応に進学された
あとも 遠藤周作とは きっと 仲良く 過ごされたに 間違いないっ
もとい その楠本憲吉の 色好み女歳時記には もう1960年代後半の
酒場の風景 マダムとのつきあいかた など楠本憲吉の 粋な文章に
綴られておりまして やっぱり 良くでてくるのが ウィスキーの
水割り・・ですね 銘柄は サントリーはもちろん 洋酒もいくつか
あったと記憶してるのですが スコッチか カクテルは あんまりなかった
はず
barのマダムとの関係とか ほんまかいな？ と思われるほど
艶のあるストーリーも 読者を飽きさせない サービス精神のあらわれ
だったんですね きっと・・ 楠本 せんぱ～い ♪
古き良き時代の息吹を 今夜の水割りで溶かして・・きゃぁ～樹座～
（追記）
Woodyさんから 粋な飲み方についてのコメントがあり
ささやかな あとがきを・・
銀座のオフィスで 仕事のあと 髪をなでつけ
手を洗い 新しいワイシャツに着替えて 待ち合わせ
場所に いそいそと向かう・・というくだりが ありまして
おぉ 今でいう マダムとの同伴のために ワイシャツを
新しく着替えていくなんて・・
ついつい そこまでは・・なんていう殿方が ほとんどではないでしょうか
まして Ｂａｒのマダムとの 同伴で・・ これは 身だしなみ 相手の方
へのマナー なかなか 簡単なことではありません
カラー 襟元 袖口 ピシッと折り目 清潔な装いで After 5 にも
いや だからこそ
私も２０代のころ とあるマダムと同伴して あるパーティーに
仕事終えたまま 直行した私に 年上のママさんは 「なんか足りないわね」
と そっと 淡いピンクのポケットチーフを 私のジャケットに
いつのまに用意されてたんだか・・ ちょっと ときめきをおぼえました
ただでさえ 妖艶な方なのに
