ririkuruの今日のひとりごと

部活をサボって帰宅した娘。
なんでも塾の宿題も復習テストの勉強もなーーーんも出来てないらしい。
夕べ、ちょこっと休憩と横になったら最後朝方4時半まで眠ってしまったんだと。
仕方ないわな。
私なんぞ二度寝したなんて口が裂けても言えませぬ。

で、あくせく夕飯前にやっつけ仕事で宿題する娘。
横で夕飯の支度を終え、久々にスカステにチャンネルを合わせた私。

娘：「ママはいいよな～～～。。。」
私：「何言ってんのよ！ママは仕事も家事も終えて、やっと今から一服するんでしょ！」
娘：「いや、、、そういう意味でなく、何かに追われてイライラとかすることないやろな～～と思って。。」
私：「………何よ、それ。朝なんて時間に追われてどんなにイライラしてることか。
っていうか、あんたはまだ親の気持ちがわからへんから仕方ないけど、自分以外のことでイライラするってのがないもんなぁ。
自分のことなら自分で責任持てるけど、子供のことは自分で出来ないだけに余計にイライラするもんやねん。ま、あんたもヒトの親になったらわヵるわぁ。。」

すると、娘。「ま、親になるかどうかもわからんしな！」だと。
確かに。
子を産み育てるのが女の一生なんてことを娘に強要する気は毛頭ないが、ならばあんたはどんな人生歩みたいの？と聞いてみた。

「○○ちゃん（夫の妹）みたいなの。」
やっぱりねー。
義妹は私と二つしか年が違わないが、広告代理店に勤める現役OL。
夫こそいるが、子供はいない。
毎年何度も海外旅行に行き、いつまでも若く綺麗でファッショナブルで、そりゃー、生活臭漂う私と大違い！！
娘が、この叔母に憧れてるのはいうまでもない。
ココでヒト釘。
「それならやっぱりいっぱい勉強してイイ大学行って、何か資格を取って立派な会社に入らなきゃね～～～！！」（我ながらヤな親だ。）

一瞬ひるんだ娘。
「ケド、ホンマに憧れてるのは●●ちゃん先生。」
ホレきた！
●●ちゃん先生というのは、娘のバレエ教室の今春アシスタントに昇格した先生だ。

●●ちゃん先生みたいになるのは、ある意味もっと大変そうだ。

しかしなー。。
こうして娘と話してみると、娘のホントの幸せって何だろーと少し胸が痛む気がする。
いや、娘に限ったことではないんだが、ともかく今の中学生って忙しい。
なまじ進学塾なんぞに入ってしまうと敷かれたレールを走るしかない。
よそ見をしてると、どんどん置いていかれそう。
そんなあおりか部活だってさぼりがち。。
一番やりたいバレエだって、所詮趣味の範疇なので、親はそこそこにさせておきたい。
本人だって、現状ではアップアップですべてが中途半端。

これだけでも時間が足りないのに、家事の手伝いはおろか、自分の部屋なんぞすさまじいほどに荒れている。

さて、、、こんな生活でホントにいいんだろうか。。
将来具体的に就きたい職業があるわけでもなく、何か大きな目標もあるわけでなく、平々凡々な人生でいいならば、今時分からこんなにあくせくしなければいけないんだろうか。

結局、なーーんにも残らなかったりして。。
だったら、好きなことさせておきたいよな～～と思ったりもする。

塾さえなければ、部活もバレエももっと充実させれるだろう。
そのうち、恋もしたくなるだろう。。

しかしなー。。
もう始まっちゃったんだよな。
もう、降りる勇気は私はもちろん娘にもないだろうなぁ。。