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カテゴリ:イタリアワイン
本日のワインはセイフィーレ2001年、ナーダ・フィオレンツォです。7月の1本目はちょっと贅沢なワインをあけてみました。 この造り手、日本では流通経路が基本的にリストランテ系となります。一般では、あまり知られていないと思いますので、少し説明を。 アルバ近郊のバルバレスコ地区で主にネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェットの単品種を醸造しています。唯一の混醸(バルベーラ+ネッビオーロ)がこのセイフィーレです。ワイン名のセイフィーレの名の由来は、バルベーラの古木(60~70年以上)が植えられている6(Sei)列(Filaの複数形)から造られたワインだからです。 (詳細は、コチラ→ http://www.nada.it/) さて、感想です。 写真のとおり、非常に濃厚なルビー色。ファーストノーズはインキーで濃厚そう・・・という印象でしたが、実際に含んでみると実にエレガント。ブラックベリー等の黒い果実、スパイス、さらにチョコレート等の複雑なニュアンス。果実味と樽要素のバランスがものすごくいい、というか好みです。7:3位の感覚でしょうか。タンニンは非常にベルベッティ。ワインとしてのしっかりとした構成をもちつつも、柔らかくしなやかなワインです。 普段、あまり目にすることがないワインですが、見つけたら是非一度飲んでみてください。 main page(旅行記他) wine page(本ブログ) nanmori page(食べ歩き他) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.02 00:56:21
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