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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
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大学で障害児教育を学んでいる長女はサークル活動で自閉症の子供たちと触れ合うボランティアをしている。
初めのうちは触れ合い方が分からず心身共にくたくたになっていた。 娘の担当している子は小5年で、機嫌の良さそうな時は軽く噛み、機嫌が悪い時は容赦なくガブリと来るそうである。それも所かまわず背中にも噛み付くのである。 つばもかけるらしい。 でも、「否定する言葉は良くないんだって」と言いながら我慢しているそうである。 遠足に行く時も、線路だろうと遊びだすので目が話せないから「私の身体に繋いどきたいくらいなんだ。でも、私を引っ張って走り回るかも。」と笑って言う。 うちの子の何処にそんな忍耐力があったのかと感心するばかりである。 その子との触れ合いも2年を過ぎようとしている。 この前保護者も一緒にキャンプがあったらしい。 帰ってくるなり「もう~かわいいんだよ~」と顔がくしゃくしゃになってどんなにかわいかったか説明してくれる。 「心が純粋なんだよ。健常者の子供はかなわないよ。打算が無いんだよ。それにね、その兄弟たちがまた思いやりがあるんだよ。学ぶ事がいっぱいあるんだよ」 と、目をキラキラさせて話している。 自閉症の子供たち。 娘を育ててくれてありがとう。 価値観が変化してきているのが手に取るように分かる。 大事な物は何なのか学ばせてもらっている。 あなた達のお陰で命がはじける青春を無駄のない物にして貰っています。 本当に有り難う。 そしてお母さん、お父さん達。 有り難うございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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