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カテゴリ:成人自閉症さん
前に旅行に行ったときのこと。パパだけ仕事で飛行機で一足先に帰ることになりました。
空港まで見送りに行ったのですが、一人で飛行機に乗るのは初めて。 いつもり~るがそばに居たけど、行くときは一緒だったから大丈夫かなって。 でも、ゲートをくぐってしばらくすると、泣きながら携帯に電話がかかってきました。 パパ 「さみしいの・・・・・」 でも、どうしてあげることもできません。 お話をして、落ち着いてもらいました。そして飛行機は出発。 飛行機は遠い南の島から何時間もかけておうちの近くまでパパを連れて行きました。 無事に飛行機がついたかなーと思うころ、また携帯に電話が。 り~るはホテルでお風呂に入っていたときでした。 パパは空港に預けた愛車までたどりついたけど、大泣きをし、パニックを起こしていました。 でも何千キロも離れているので・・・何もできません。携帯の電池が切れたらどうしよう・・・ り~るまで不安になりました。結局はたくさんお話をしておちついたのだけど。 飛行機の中で体調も崩し、呼吸器の発作をおこしたようです。 やっぱり心配でパパを一人にはできないなあ。 南の島ではシュノーケルもしたのですが。。 ドラゴンボートから海に降りたとたんにパニックを起こして 「むり・・むり・・」 と言ってべそをかいてしまったスカイと、パパ(パパは泣いてないけど)。 マウスピースをくわえた事で呼吸が不安になったのと、足がつかないのが 怖かったみたいです。 インストラクターさんのおかげで、どうにかスカイも落ち着き、前にも潜ったことのあるパパも自分を取り戻し・・・ なんとか楽しむことができたけれど、火事や災害に巻き込まれたときのことが不安に。 やっぱり、変化には弱いんだよなあ。 まりんは名前どおり(笑)海を満喫していました。 スカイは帰りの飛行機で、り~ると一緒にトイレ待ちをしていました。 り~るはトイレのそばにおいてあった絵本(幼稚園ぐらいむけかな?)を読んで聞かせていると・・ スカイ「もれちゃった・・・・・」 絵本に気をとられてしまって、気が緩んじゃったみたいです。 手荷物にはパーカーしかなかったので、腰に巻いて帰途に着きました。 崩れてしまったスカイはしばらく(着陸も)だっこでした。 それでも、もらしたことはあまり気にしていないみたいです。 り~るも叱らないし。もらしたことで叱った記憶は・・無いかな。 それからスカイは「泥」も嫌い。水溜りがあると動けません。 半べそをかいてだっこをせがみます。 崩れていないときや一人のときはなんとかこなしているんだろうけど。 ホームセンターやスーパーの屋上から降りてくる、妙にのぺっとした白い階段も下りられません。 でも上るのはできるんですよね^^; スカイは結婚しないというけれど・・・ママがいつか居なくなってしまうって わかっているのかしら。 スカイには頼れる人がまりんしかいないから・・・・・ まりんの負担にならないといいんだけど。 でも、夏休みが終わってから、まりんはスカイが可愛くて仕方ない様子。 今までは「年がかわらないのに!」という思いが強かったものの 最近は幼い子供と同じように見てくれるようになりました。 そのぶん、やりきれない想いがたまり、まりんも辛くて泣いちゃうこともあるのだけど。 前だったら 「スカイばっかりずるい!」 と言えたことが・・わかっているからこそ、言えない。 そんなときはできるだけまりんを優先してだっこしたりします。 なぜか、そんなときはスカイはやきもちを焼かずおとなしい。 きっと、スカイなりにまりんを思ってのことなんじゃないかな。 お互いがお互いを大好きなのはうれしいことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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