2010/07/12(月)18:55
暦年のニートだった彼がアッサリ職を見つけたのだから、働いていない人の中には、働けないフリをしている人がたくさんいるのでは?
そんなわけで、我が弟は、長年のニート階級から、労働階級にステップアップ。
タイミングがいいと、朝、通勤中の彼に手を振ってもらえるようになったのだ。
この間も書きましたが、うちは両親と弟に長年対話がなく、6月に久々の対話が発生したところ、6月から弟が働き始めたという次第です。
つまるところ、6月に「働こう」と思った暦年のニートでも、当月から職を見つけて働くことができるのです。
この事実からすると、例えば、「派遣切りにあったオッサンがいつまでも無職で、雇用保険も切れて、貯金も底を尽きて、家族に迷惑をかけている」という状況は、単なる甘えにしか見えない。
うちの会社がつぶれたら、私だってバイトするさ。前職と全然関係なくたって、職があるという業界に飛び込むさ。ぐずぐずして貯金を切り崩すよりも、まずは働くね。働いてない間に滞納する支払いなんて、雪ダルマ式に増えるんだから、ちょっとでも稼がないと。
藤本さんが言っていたけど、日本には、「働けないフリをしている人が多い」。
私もそう思う。
街頭で、さんざっぱら雇用の保障が叫ばれていたけれど、「働けないフリをしている人」にまで保障をする必要があるのか? ないだろう!
駄菓子菓子。
行政や立法で、「働きたくても働けない人」と「働けないフリをしている人」を選別することは、事実上不可能である。
ならば、誰が選別するのか、対策するのか。
それは、我々である。我々、雇用保険料や税金をおさめている労働階級自身が、「働けないフリをしている人は、許さない!」という姿勢を貫くべきなのである。