半熟ババァ-読書感想や欲しいもの-雲の彼方に('ω')ノ-

2015/08/13(木)15:14

風呂に入らない年寄りを不潔と糾弾する前にその理由も考えてみたら

社会に対する不平不満(72)

本当はみんな、お風呂に入りたいんじゃないのかな? 親族で、一週間に一度しか風呂に入らない人がいます。 (シャワーだからという理由ではなく、一週間に一度しか風呂「場」に入らない) そういう人は、「不潔」とか「だらしない」とか、糾弾される場合がおうおうにしてあると思います。 まあ、それはそうですね。 一週間に一度しか風呂に入らないと、かなり臭いです。 衛生面でいってもよろしくないのは事実です。 それでまあ、その親族についても、同居家族から「不潔」とか「だらしない」というバッシングが起きているわけなのですが…。 当該、一週間に一度しか風呂に入らないという本人は、年寄りです。 本人は年寄りだと思っていないけれど、周りから見れば年寄り。 年寄りってみんなそうなんですけど、そんな感じの人です。 となると、風呂に入らないという話を聞いただけの者としては、 「風呂に入らない、風呂が嫌いというのは、入浴という行為のどこかに障害があるからではないか?  体が痛くて、入浴動作がつらいのでは?  何かの疾病があって、入浴すると身体によくない変化が出てしまうのでは?  風呂に入るにあたっての不都合を、なかなか表に出せないのでは?」 と勘繰ってしまいます。 とはいえ、同居している家族に「そこを丁寧に解いていかないと…」なんていうのは、酷ですね。 すべての家族が、助け合いができたり仲が良かったり、なんてことはないのです。 家族といえば、確執があったり、いがみあっていたり、無関心を貫いていたりすることだって珍しくないのです。 駄菓子菓子。 一週間に一度しか風呂に入らない人がいるのは、周囲が困ります。 周りに、よそ様に迷惑がかかるのです。 7日間風呂に入っていない状態の年寄りが接近してきたら、我々はもちろん困ります。 #ちなみに、私はやられたことがあります。 そんときは2週間くらい風呂に入ってない状態の人でしたね。 しかも、南米はペルーの帰り。 そんな状態でのお迎えに、当時新車の日産シルビアを使われたので、まじ勘弁してほしかったです(泣)。 私、臭い人、苦手です。 (私だけじゃないよね。) 我々は、毎日子どもたちを風呂に入れて洗っています。 小さい子どもが自分で入浴できないのは当たり前なので、周囲も当然のように風呂場で洗ってやっています。 今の時期なんか、1日2回だったりするしよ。チクショウ、大変なんだよ。 一方、自分で入浴できるくらいに成長したのち、いずれ老化で入浴が困難になるということは、あまり「当然のこと」として受け入れられていません。 年寄りが歩行ができたって、椅子に座っていられたって、風呂に入れるとは限りません。 風呂というのは、実にいろんな動作がMIXされていて、難易度が高いものなのです。 だから、「日常生活を送れている=風呂に入れて当たり前」にはなりません。 ということで、風呂に入らない年寄り、もとい、年寄りは風呂に入れなくなってくる、という意識が根付いてくれば、一歩進んだところから対策がスタートすると思うんですよね。 冒頭の親族の話もそうですが、このままでは「不潔だ」「だらしない」とダラダラ糾弾するだけで、お互いムシャクシャした気分のまま、月日が過ぎ去ってしまいますから。 しかも、よそ様に迷惑がかかりっぱなしという。 外野がどこまで口を出していいものかわかりかねますが…。 ↓そうかもねボタン

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