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「箱トロッコ」が見れた日はいい日です。 (サラダ記念日レベル) 世の中が、教育ママだらけである。 いやーほんと、みなさんすごいですね! お受験しかり、こどもちゃれんじしかり、習い事しかり。 うちの子どもらももうすぐ2歳という区切りのいい年齢なので、ベネッセから教育教材のDMがあほかっつーくらい届いたり、周囲が騒いだりします。 一方その頃! …というのも変ですが、NHK(Eテレ)のTED・スーパープレゼンテーションでは、 「アメリカ・フィラデルフィアで、貧困エリアの荒れた高校を立て直し、生徒の学力を伸ばした女性校長」 が放送されていました。 貧困の連鎖というものは、もちろん日本だけの話ではありません。 アメリカはもちろん、他のいろんな国でも。 TEDで紹介された「貧困エリアで学校が荒れている」という話は、娯楽小説の「任侠学園」とは根本から違います。 (任侠学園は、「現代のようわからん若者が起こす問題」として扱われています。) 荒れた学校といえども、「特攻の拓」「ろくでなしブルース」「今日から俺は」とは全然違います。 日本で同じこと(=「貧困エリアで学校が荒れている」)が起きていても、正確に報道されない。 皆が他人事だと扱うから、深刻に議論されない。 だってそうじゃん。 日本は教育ママだらけで、貧困家庭の子に向かって 「あんな低所得で頭の悪い家の子とは付き合わないで!」 って、勝手な線ひいてるじゃん。 子どもの気持ちもお構いなしに。 ママの言うことを聞く「オトナなコドモ」なんかは、自ら線ひいちゃってるじゃん。 いやーもー、いけすかんわー。 お受験?こどもちゃれんじ?習い事? そういう意識高いことやらせてる人って、格差解消や貧困家庭の支援に取り組んでるのかと思いきや、全然んなことやっちゃいねえ。 よその子どものことはどうでもいいんですよね、きっと。 「じゃあお前はなにやってるんだ!」 って言いたいと思うんですけど、私、あしなが育英とか交通遺児チャリティに札突っ込んでますから。 ま、悔しかったらそこの教育ママさんも、募金箱に札でも入れてくださいな。 オーホホホホホ! オーホホホホホホホホホホ!! よそ様の家を「低所得」とののしるんだったら、教育ママさんとこはきっと高所得世帯なんですよね? だったら募金箱に1万円くらい入れるの簡単ですよね! オーホホホホホ! オーホホホホホホホホホホ!! 駄菓子菓~子! 仮にお金が集まったとしても! 日本の貧困エリアの学校が荒れていたり、学力が低かったりすることの解決は、アメリカよりも難しいと思うのですよ。 今回のTEDによると、 ・貧困エリアには、教会を中心とした生活がある ・その信仰により、「神からの愛」というものが重視されている ・生徒は学校で教師から無償の愛を注がれることにより、立ち直ることができる のだそうですよ。 …ねえな。 日本にゃそういう信仰ねえな。 神社とか寺とか、間違っても愛はくれねえし。 基本的に日本って、愛がなにかを解決するお国柄じゃないんですよね。 アメリカの愛に相当するようなすごいもの。 日本には何があるでしょうか。 真面目な話で、「オタク文化」というものもひとつだと思いますよ。 ↓この国は全体的に信仰薄いよねボタン にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.16 20:52:10
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