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こりゃまるで 南総里見 八犬伝。 イギリスのEU離脱と、園ママのいじめ発生原理が、なんか似ている。 民衆の持つ不満を、特定の階層や組織にぶつけてエイヤコラーという状態をポピュリズム(大衆迎合主義)と呼ぶそうで。 イギリスのEU離脱は、このポピュリズムがイカン方向に行ってけしからんことになったと、ニュースや新聞が言っております。 ピカソのキュビズムとは違います。 私は、不平不満を言うことは悪いことだと思っておりません。 人それぞれ、意見を言えばいいじゃないですか。 現状とあるべき姿の差、それは課題です。 課題を放っておいて、なんでもかんでもイエスイエスというほうが、よっぽどおかしい。 なんでもイエス・なんでもほめるというのは、悪いところをスルーすることになりますからねえ…。 私はルパン三世が放映されると、「いいね、楽しいね」と言ってしまいがちなのですが、これ、本当はよくないファンの姿です。 周りにもルパン好きは結構いるんですが、ルパンが好きだからこそ冷静に評価している人もいます。 「今回のルパンのストーリーはこんなところが基本コンセプトから外れてしまっている!それはよくない!」とか。 (それと同時に、作画や演出についてもそれぞれ評価している) そういった評判があってこそ、ルパンは翌年も放送されるのですッ! なので、現状とあるべき姿の差を感じているなら、課題として提起するのはよいこと。 駄菓子菓子。 ポピュリズムという言葉が出てくるときというのは、ルパンのような穏やかな話にはなりません。 (ルパンはどちらかというと、作物の出来みたいなところがあって、みかんでいうところの「今年は小粒だが味は良い」みたいなモンです。) 前にもちらっと紹介しましたが、教育学者の先生によると、 学校生活において 新学期にいじめがはじまるのは、 不安定な状態を 「いじめ」という団結行為によって 強く固めていくため だそうです。 いじめられるほうにはこれという事由なんてなくて、アラ探しでターゲットにされてしまう。 なんか結束弱いなー → あいつをいじめて一致団結しよう です。 団結力高めるなら部活でもやっとけよって感じですが、部活に励まずクラスでいじめに走ったり、部活でいじめをやったりというのが、ティーンにありがちな構図だそうで。 ところがどっこい。 これが中学や高校なら「未成年の問題」ですが、世間のいじめの構図はここにとどまりません。 そう、園ママ間のいじめがあるではないですか。 「あの人、気に入らないわ」「ハブにしましょう」的な。 この辺がEU離脱のポピュリズムと似ている。 ママ達の持つ不満や結束力の弱さを、特定のママにぶつけて、エイヤコラーです。 幼稚園ママは怖いぞ。 保育園ママは基本忙しいからそんなことしている暇ないけど、幼稚園ママは危ないぞ。 「アンタは保育園行くんだからいいよね…」って、幼稚園ママから吐露されたもん…。 イギリスで国民投票をしたのは、成人。 園ママも、成人です。 (そういや、未成年は婚姻により成年とみなされる件て、シングルで産んだときには適用されないね) 見える、見えるぞ。 新学期、園でママどもが徒党を組んで特定の奥さんをいじめている様子が、ありありと見えるぞ! ↓いじめ、よくないボタン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.29 18:12:23
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