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テーマ:仕事しごとシゴト(23396)
カテゴリ:身辺雑記
2005年の12月上旬、もうこれ以上この業務を続ける意欲が全くなくなり、退職することを決断しました。まず管理課長に伝え、翌日常務と話し合い「2005年末での退職」が認められました。 それにしても呆れ果てたのは、管理課長・常務ともども退職理由を一切確認しなかったこと。マトモな会社ならば、例え分かっていたとしても一応理由ぐらい聞くでしょう。その上で業務改善に役立つものがあれば、それを経営に活かすのが管理者としての努めのはず。もちろん理由を聞いた上で、「あいつの言っていることは個人的ワガママだから、一切取り上げる必要はない」と判断したなら、それはそれで全然構わないと思います。それは会社としての判断なのですから。判断するも何も、人の話を全く聞く意志を持たないのでは、てんでお話になりません。 実はこの年の9月に、「滞納関連業務の改善を図る」と大々的に打ち出し、「私が責任を持って改善策を立案します」と管理課長が大見得を切っていただけに、今度こそ何か変わるのではないか?と期待しましたが、完全な期待はずれに終わりました。確かに「改善計画書」なる書類が管理課長の机の上に置いてありましたが、2カ月以上埃をかぶったままで、何も進展している様子はありませんでした。 前にも書きましたが、不動産販売と管理部門と、2つの仕事を兼ね合わせていることに無理があるのです。「努力すれば高額報酬が望める仕事」と「努力しても何の得にもならない仕事」の双方をやらねばならないとしたら、余程の聖人君子でもない限り、儲かる仕事を優先させるのは当たり前です。 思えば私の前任者が辞めたときも、大して退職理由の確認をした様子はありませんでした。どうやら根本的な解決を図ろうとする意欲がこの会社には全くないようです。とにかく誰か一人に押し付けて、持たなくなったらまた誰かを異動させてまた何年か乗り切る、それの繰り返しです。退職理由を確認されなかった時点で、「ああ、やっぱりこの会社は辞めて正解だ」と思いました。 以後の顛末はこれまでのブログに記したとおりです。明日から新たな仕事に就くにあたって、是非一度過去の業務を振り返ってみたいと思い、4回に渡って前職のことを書いてみました。今後は通常通り、日々の雑感を記していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.29 16:23:16
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