ホワイトアスパラガス

+++ ドイツの美味しいもの +++

ホワイトアスパラガス
　
ドイツで春の食べ物といえばホワイトアスパラガス（Spagel: シュパーゲル）でしょう。きっと今ごろ市場でもでまわっているんでしょうね。食べたいな～。グリーンのものはあまり食べないらしい…いつかマルクトのおじちゃんに、「ドイツ人は食べないから」と言ってグリーンアスパラをたくさん頂いたことがあります。ラッキー。。

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これはイタリアでの市場。
ドイツのマルクトの写真がなくて残念！
　
　
　マルクト（市場）がたつと、この時期にはアスパラガスやさんが登場します。台に山積みにされたアスパラガス！！！買うならスーパーマーケットではなくて、絶対にマルクトで買う！なんといっても新鮮さが違います。日本でいえば“竹の子”のような感じかしら…“竹の子はまさに春の味”…“アスパラガスはまさに春の味”･･･“朝掘りたけのこ”ならぬ“朝掘りアスパラガス”！！実際に朝掘るのかどうかはさだかではありませんが…

　この真っ白で太いホワイトアスパラガスを、ドイツ人たちはどっさりいただいているようです。だってレストランで出てくるアスパラ料理のアスパラの量ったらそりゃぁ、半端じゃない量ですから…１人前のお皿に１０～１５本くらいはのっているような気がします。これにバターソースやオランダネーズソース（っていうんだったかな？）をかけていただくのが一般的のようです。
　
　私はドイツに行って初めてナマの（缶詰でない）ホワイトアスパラガスをいただきましたが、その味は缶詰とは比較にならないくらいおいしいものでした。グリーンのものはあまり皮を剥かなくても食べられますが、ホワイトアスパラは皮を剥いてから茹でます。私は初め剥かずに料理してしまったのですが、筋筋してしまっていて、食べられませんでした。ドイツではこれを結構やわらかく茹でていただいているようですが、もちろんそれはそれでおいしいのですが、うちでは少し硬めにに茹でて、お味噌汁やお酢の物などにも使ってみたりしていました。食感がしゃりしゃりした感じになって、また別の味わいになります。今思えば日本ではなかなかできない、リッチな１品ですね。

　先日スーパーで、たまたまナマのホワイトアスパラを発見し思わず買ってしまいましたが、やっぱりまだまだ高いですね。３～４本くらい入っていて４５０円前後でした。うちは４人家族なので４本入りのパックを買って、１人、１本ずつ、大事に大事にいただきました。

　でもやっぱり、ドカーーンと食べないとね…“シュパーゲル”って感じじゃぁないな！！あの本数と値段を見たら、きっとドイツ人は怒るぞ～～～！！

　アスパラガスを市場で見かけなくなると、夏の訪れです…

　
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