豪雨 勇気をもらった東大の児玉教授の熱弁「放射線の健康への影響」
すざましい豪雨ですね。新潟、そして福島の人たち。昨日福島では震度3の余震もありました。苦しい気持ちになります。みなさんの大切な方は大変なおもいをされていませんでしょうか?こんななか、2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会での「放射線の健康への影響」参考人説明にて、児玉龍彦教授( 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)の熱弁を今更ですが聞きました。映像はこちらこどものために、被災地にはいりここまで動きながら、こんなに熱く語ってくれる人がいるんだ!!と嬉しい気持ちになれました。政治は、科学的論争に白黒つけようとする必要はなく、こどもを守るためにより予防的措置をとることも政治の役目だとずっと思っていましたので、全く同感です。いろんな見解があるなか、これが科学的に安全ですと専門外の政治家の人がいうこと自体、違和感を覚える人がいるのも無理からぬことだなあと思っていました。科学の世界では現在の多数派が正しいというわけでもなく、のちに変わったりします。だから、政治としては、こどもに対する対応としては、より安全なほうに舵をとるという選択が必要であるし、そうしてもいいのが、政治の力なのでは~と思っています。この熱弁に心動かされる人、政治家さんを含めてたくさんいらっしゃるかもしれないと、期待がもてました。そして、自分もこんなふうに心の声を発信していかないといけないなと胸に響く答弁でした。すでにたくさんの人がみているようですが、まだの方は是非♪補償対象と避難区域の線引きを分けないと現場が混乱するというのも全くそう思います。低線被爆と総量の問題の指摘ももっと聞きたいです。イタイイタイ病との比較など、質疑応答のほうの映像もとても勉強になりましたし、勇気をもらいました。