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あんどうりす の りす便り

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2008年01月26日
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しばらく前から帰国しております。
電子デバイスをあまり使えない状況に慣れてしまっていたのと、
海外アクセスの際、大事なメールが迷惑メールに振り分けられたり、
こちらからのメールが迷惑メールにひっかかって戻ってきたりしてました。

ですので、返信がない場合、メールが失われている可能性があります。
どうか再送信お願いします!

さて、帰国して、とてもさみしく思っています。
毎日、Hello。ありがとう。失礼しますを、初対面の人にもずっと声をかけていました。
そして、毎日、ちょっと道を譲ったり、思い出す事もできないささいなことで、
ありがとうと言われる事が多かったです。

お店にはいって、いらっしゃいませといわれると、そこから返事ができないなあと、さみしく思いました。こんにちわといって、目をみて会話することは、本当に気持ちのよいものなんだと感じました。

ありがとうと、毎日、誰かに言ってもらえると、それだけでとても幸せになれるのだなあと思いました。こどもにも優しくなれるし、こどもも優しくなってくれる気がします。

以下、長くなりますが、他の場所に出した文書を修正して、書いておきます。



滞在したPEIは田舎で、親に預けて仕事にでかけられる親が多い地域であるので、NP(ノーバディズパーフェクト)以外のプログラムのほうがさかんだった。NPは、多国籍な人々が集まる都会で特にニーズがあるように思われた。

 冬の間、島で行われているプログラムがchanceというものだったので、参加した。隔週で、おでかけ広場のようなものが、体育館などで行われている。そこにおもちゃを広げてあって、(市販の人気があるキャラクターものから、身体をうごかすすべり台など)未就学児童は自由に参加できるというもの。

 9時くらいからあいており、10時半にはスナックタイムがあり、おやつが必ずでる。日本では何故ださないのか?と理解できないと言われた。おやつは、あちらの慣習で、スナック菓子のような(チップスはないが、おっとっとのようなものは、健康にいいものと認識されているようだ)ものから、りんご、グレープ、メロン、いちご(それぞれ、むこうのフルーツは甘くないので、甘いものをかけて食べたりする)生!のブロッコリー、生マッシュルームなどがでる。100%ジュースは必ずだされる。

 おもちゃ以外に、クラフトの材料がおかれており、好きにクラフトすればよいようになっている。スナックのあと、しばらくして、おかたづけタイムで、その後で歌とストーリータイムがあり、おわかれになる。
 これは、日本の子育て広場のほうが、毎日開催なので、親には親切ではないかと思った。

 今回、私が印象に残ったのは、プログラムというよりも、空港内にいるときから、皆が子どもに話しかけてくれるということだった。ちょっと離れても、ここにいるよと誰かが教えてくれた。にっこり笑いかけてきてくれた。

 生活の場では、子どもの動きをいろいろな人が理解してくれており、信号のない道路を横断しようとすると、車は、5mも遠くにいるのに、しかも日本よりずっと歩道は広いのに、必ず止まってくれるのに感心した。

 日本に戻ると、皆が携帯をしているため下をむいており、子どもに話しかけてくれる人は稀なばかりでなく、ぶつかってきてもしらん顔の人が多かった。新幹線にのった隣の人は、ずっと携帯をしていて、子どもが笑ったらにらむので、恐縮してしまった。むこうでは、微笑みかけてくれたのに(携帯のタイプが、メールつきでないものが多いというのもあるのかもしれないが。。)日本に戻って3日目、子どもと一緒に車に乗っていた。信号が赤の際、停止線より内側に止まっていたら、左折ではいってきた大型トラックのお兄さんは、中央線を大きくはみだしてきて危険を感じた。携帯しならがの左折だったのが目にはいったので、じっとみていたら、にらまれた。。

どのような政策やプログラムで子育て支援をするかというよりも、もっと根本的なもの、子どもが目に映って、存在を皆が認識しているということが、いま、この国には足りないのではないかと思った。

 日本の親は、親だけが車に気をつかわねばならず、狭い家屋で事故も防止せねばならずと、親に科せられた負担が大きく感じられた(どうして日本の家屋は、狭いのか。田舎で土地があっても狭い。尺貫法のせいなのか?どうして、2階建ではなく、地下室にしなかったのか?。地震がたくさんあるのに。湿度のせい?これは調べてみたい所。土地家屋の値段が高すぎるのも実感した。習い事にかかるお金も。スケート、バレイ、年間の授業料が年間で200ドルくらい。衣装も50ドルが通常価格。)

 日本の子ども向けテレビ番組(戦闘ものに限らず普通のアニメも)は、子どもに見せられない暴力シーンがおおいということで、深夜にしか放送されない。たまたま日本の番組をみた人が、悪者がお年寄りを蹴飛ばしているシーンにびっくりしたと話していた。あんなの子どもがみてていいの?と聞かれた。

 地域で子どもを育てなくなった弊害がよくいわれている。どうしたらこどもたちが皆に愛され、気をつかわれ、親も安心して子育てできるのだろうか。。。どうしたら、むかついたような顔でなく、相手に優しく気持ちを伝えたり、ありがとうがあふれるようになるのだろう。。と、このところ考えています。。


おまけ

日本の空港では、黒や茶色などの地味な色の服ばっかりだったのも、地味だなあと思った。きれいな色って選ばないのは、なんでなのかなあ。。。着物の色なんかは、とってもきれいだったのに。いつから地味色がおしゃれになったのかなあ。。。

もちろん、日本のいいところも、いっぱい感じました。繊細な味覚。甘いフルーツ。気持ちのいいお風呂。きっちりしているところ。

そんなわけで、毎日さみしく感じています。。。





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Last updated  2008年01月26日 20時45分40秒
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