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カテゴリ:アウトドア
ひさしぶりの日記です。
先日、こぶたラボ主催のアウトドア講座の実践編をコーディネートしました。 夏に川遊びを予定していたのですが、雷雨でキャンセルになったので、 秋に何かできればいいねとライチさんとお話していたのが、 かたちになりました。 ぽかぽかしていて、とても10月とは思えない陽気。 西武高麗駅に11時に集まっていただいて、そこから15分、 ベビーカーや歩きでちょっと里山歩き。 里山というのは、昔ながらの日本の風景です。 車を気にしなくてもいい道で、こどもたちは、走ったり石垣に登ったり。 やっぱり子どもは遊びの天才ですね♪ 自由に思いっきり駆け下りられる場所って、都会ではないのが残念です。 クルマが怖いし、コンクリートだと、ころぶと怪我がひどくなるので、 ついつい、走らないで!になってしまいますよね。 でも、小さいうちに坂道を思いっきり走り降りた経験がなかったら、 大きくなって走った時、体の使い方が分からずに、もっと大けがをしてしまいます。 子どもの事故をいろいろみていると、設備の不備というよりも、 その行動を危険と判断するだけの、経験がないのか?と思うケースをよく見ます。 それは、ハザードなのか、リスクなのか、自分で判断できる子になれるように、 経験をつませてあげるといいですね。 さて、なかなかたどり着かない子どもたちにあわせて、のんびり 手作りで地元の豆をつかったお豆腐屋さんを見学してみたり、 オーガニック素材で有名なアリサンカフェをのぞいてみたり、 親ものんびり目的地へ。 巾着田は、川が巾着のようにU字に流れていて、 そのなかに畑やたんぼ、 水車、牧場などがあります。 蛇行した川がもたらす緩やかな流れと中州が、 赤ちゃんでも遊べる楽しい天然の水遊び場 になっています。 まずは、河原で持って来ていただいたお弁当などを食べ、 私は手作りベーコンをバーナーとフライパンで 炒めて、試食していただきました。 でも、こどもたちは、すぐ川へ。 食べるよといっても、草の実採取に熱心で、戻ってきません。 ほんとに、素敵なこどもだちです。 今回の講座で、ライチさんとうちあわせていたのは、次回じぶんでもできる。 やってみたいと思えるような内容にしたいねということでした。 だから、何でもこちらが用意してしまうようなアウトドアイベントには したくないなと思っていました。 とりあえず、河原に拠点となるテントだけはって、 ベーコン、チーズだけはだしますが、あとは、 こどものペースにあわせて、こどもが感じてる事を感じていただくことを 重視しました。 なんていうと、堅苦しいですが、ほとんど、おとなが働きかけない アウトドアです。簡単だけど、むつかしいよ~(^^) そのためのレクチャーその1 河原にくると、定番はバーベキューですが、川の事故は、 親が料理を作っている時の事故が飛び抜けて多いです。 乳幼児なら、なおさら、何をしだすかわからないのですからね。 それに、バーベキューは、おかあさんが準備から片付けから やらなければならなくなって、もう行きたくないってなるケースが 非常に多いイベントです(笑) いつもおいしい料理を作っているのですから、 外に遊びにいったらお姫様になって、 その場所のおいしいものを食べるっていうくらいで いいんじゃないのかなと提案しています。 その場所でしかできないこどもとの遊びを是非、 満喫してほしいです。 レクチャーその2 川で遊ばせるときは、必ず、親が川下に立ってくださいね。 これは、無意識でそうなるくらい練習が必要ですよ♪ レクチャーその3 衣類選びは、いつも言っているのでここでは書きません。 当日、学校の遠足で小学生もたくさん川遊びしてましたが、 先生、ジーンズで水の中にはいっていました。 救助する場面になったら、先生が低体温症で、助からない可能性大です。 アウトドアの知識が常識になること、学校教育でも とりいれられるようになることを望んでいます。 さて、そうやって、お子さんたちに好きに遊んでいただくと、 ただ、石をつかんでなげていて満足していたり、 おしりを水につけて喜んでいたり、 あちこち見にいかなくても、こどもは満足している模様。 最後の感想で、満足していたので、親がいきたかった牧場まで散歩できなかった、 また今度きたいというものもありました。 私は、しめしめ。イベント成功と思いました(^^) あと、自然の中だとこどもがけんかしないという声も。 遊具がなにもないからこそ、こどもは、自然と一緒に遊ぶやり方を覚えます。 1度コツがわかると、なんでもおもちゃにできてしまいます。 無限の遊具を前にとりあいにはならないんですね。 だから、親がものすごく落ち着けたとの感想も。 こどもを観察してるだけでいいので、一緒に滑り台 すべったりする労力もないです。 アウトドアって、こんなに敷居が低くて楽なんだ~と感じていただいたようで、 またまた しめしめと思う私でした。 巾着田は、シーズン以外は、駐車場代500円だけで、河原で焚き火や キャンプができます。 水場もトイレも整備されていますし、近くに幼稚園児や小学生の 定番山登り場所の日和田山があります。また日和田山の男岩付近は フリーフライミングエリアとして有名です。 駅からも近いので、都内に住んでいる方も是非、ゆるアウトドア体験に どうぞ♪ 長くなってしまったので、江東区での防災講座の報告はまた次回に。 こちらも素敵な活動をされています。 江東区は親たちと教育委員会の方々が一緒になって、 親が本当に必要な情報を一緒に考えてくれています。 子育てに優しい地域は災害にも強いと思いました。詳しくはまた
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