あんどうりす の りす便り

2009/01/03(土)21:09

鎖場?初詣 中学受験と自然観察

大家さんのおうちに新年のご挨拶に家族そろって出かけて、 その後、初詣ででもということで、岩井観音というところまで足をのばしました。 観音様に初詣ってありなのか、何なのか、ちょっとわかりませんが、 カナダ在住の姪っ子たちが、夏に日本に来た時、大きくそびえる 観音像があるところを通ったら、流暢な日本語で 「ペンギンの建物がある!」 と言ったのに比べると、観音様と認識するだけ信心深いというものだ。。 ということにしました。 確かに、頭のふっくらさといい、その観音像は キュートなペンギンにそっくりではありましたが。。。 最も、岩井観音というのは、飯能市にある観音様なのですが、 その本像は、がけ崩れにより、成木川に落ち、 浅草まで流れついて浅草の観音様になったので、正式にはそこにはありません。 われこそは、浅草観音像という場所は、各地にあるそうなのですが、 何代目かの浅草のご住職が、史実に基づき、岩井観音こそ、 発祥の地ということで、認定された由緒あるところ。。。なのですが、 浅草から代替のご本像を贈られたものが何度か盗難にあったせいもあって、 かなりひっそり、たたずんでいます。 秋の終わり、友達からこどもと一緒に行くのに楽しいよと 教えてもらったのですが、通り道に巨大なスズメ蜂の巣があり、 冬になったら来てみようと思ったのでした。 しかも、友達がいうには、「ちょっとした鎖場がある」 とのこと。。 鎖場!!!わーい! 私の頭の中には、岩場に鎖がうちこまれ、それをロープのように 握りしめながら登っていく、鎖場が鮮やかに浮かび上がったのですが。。。 訪れてみて。。。そっか、子どもと楽しい鎖場って。。。 細い道の横にガードレールのように、鎖のチェーンがあるってことだったのね。。 もっともこの岩はちょっとしたボルダリングのルートになりそうだねなんて 夫と話ながら、岩に手をとり、体重をかけてみたりして、 それなりにクライミング気分だけ楽しんで、ひと気のない観音像にお参りしました。 で、ちょっと上をみると、踏み固めた後が。 それで、冒険しようと息子と話して、上に登っていくと、石英が多くみられる 大人数人でやっとくらいの小さな岩山になっていました。 頂上から西をみると。。。雪をかぶった富士山!!!! なんだか、富士山にご縁があるようです。 今年は息子と昇りにおいで~ってことかしら? このあたりから、富士山がみれる場所ってあんまりないのですが、 昔の人は知っていたんでしょうね。 冒険に気をよくした息子は、その後も夫と一緒に 「冒険するんだ」といってトレッキングしてました。 岩場を歩くのも、園で歩き慣れているせいか、かなり上手なんですが、 「いつもお山に言ってるから大丈夫」と油断しまくりなので、 かえって、心配になってしまいます。 まったく、油断小僧なんだから。。。 さて、息子が図書館で借りて来て、何度もリピートするお気に入りがあります。 ドラえもんのマンガなので、何も考えずに借りてきたのですが、 よく見ると、中学受験にも対応しているという内容なんだそう。 さすがに難しいです。 特に言葉。 「そうしようしょくぶつ」「たんしようしょくぶつ」 と、音だけだと、なんだかさっぱり分かりませんね。 日本語って難しいと思います。 双子葉植物 単子葉植物 と、漢字の意味がわかって始めて、 状態が認識できるのだから、理科には国語力がないといけないのですね。 こどもも大変だ~。 英語だったら、モノリーフとか、そんな名前で、きっと音を聞くだけで どんなものか理解できるんだろうな。。 でも、そこはドラえもん。おもしろく説明しているから、5歳児でも楽しんでいます。 しかも、やっぱり山道で遊んだ経験があるからか、言語的難しさを除けば、 意味がわかるようです。 「いんせいしょくぶつ」「ようせいしょくぶつ」 なんて、こ難しいものは、陰性植物 陽性植物。 日陰にはえてるもの、ひなたに生えてるものどれだ? なんていうのは中学受験レベルなのでしょうか?ほんとに? 日陰でも結構遊んでいるので、これ!と、わかるようです。 近頃の子どもの科学離れも、もっと気楽に野山で遊ぶことができれば 解決できそうなのになあなんて思ってしまいます。 逆に野山で遊ばせている方にどうでしょう。 このドラえもんシリーズ。 もしかして、我が子は、中学受験レベル楽々クリア?なんて 親ばかになれま~す♪ (息子は、あいかわらず、あいうえおも読めないのが現実ですが。あはは) ドラえもんの理科おもしろ攻略(〔1〕) もうひとつ、最近のお気に入り。 とーちゃんが毎晩読まされています。 やっと8巻まで読んだのに、また2巻から読んでほしいということで、 リピートしています。 14匹シリーズのいわむらかずおさんの長編なのですが、 とーちゃんと息子が気にいるだけあって、 いわむらさん、どーしちゃったの?おやぢギャグ ダジャレの連発!! いわむらさんクラスになると、編集者から止めらることもないのだろうなんて、 とーちゃんは、喜んで読んでいます。 ダジャレはともかく、こういう冒険長編ものっていいですね♪ ちゃちなミステリーに頼らずに、冒険そのものの楽しさ奥深さを伝えてくれる、 それでいて、深い人生観を伝えてくれる、すごく素敵な本です。 こんな本をたくさん読んで自分にぴったりくる人生観をつかんでいってくれたらいいな~ なんて、私はいつも半分以上寝ながら、とーちゃんが読むこの本を毎晩聞いています。 年末、紅白くらい見てもよかったけど、我が家はそもそもテレビがなく、 年末実家からこちらに戻って来たら、何も見れなくなったのですが、 トガリ山シリーズのおかげで素敵なドラマをみせてもらった気分です。 自分で読めるものが一つもないのに、読み聞かせは、だんだん長編にはいりつつある 我が家です。 おもしろい長編ものあったら教えてください♪ トガリ山のぼうけん(全8巻)

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