2009/06/30(火)12:56
将来なりたいもの 世界未来予想図展
先日品川で防災の講演をしてきました。
主催が宝保育園と、保育園だったので、私の方が子ども達に癒されてきました。
ブログをみて参加してくださった方もいて、ありがとうございます♪
なかなか更新しないので、書くとついつい長くなってしまうのですが。。
講演のあと、原宿まで足をのばして、世界未来予想図展に行ってきました。
自然育児友の会からだした本の巻末にコメントをよせてくださった
柏崎のお医者さんのアトム先生が企画されたこの展示会。。
柏崎の子ども達が震災後、夢や希望の絵を描きます。
それを例えばエイズに苦しむこどもたち、貧困など様々な問題に
苦しむ子ども達に夢を託します。託されたこどもたちが、また次に絵をかいて
つなげていく。。。
そういう、繋がっていく絵の展示会なのです。
見た後で、ああやっぱりこれは感想なんて書けないなあ。。
と、思いました。
こどもは大人の枠を超えていくもの。
枠にはまった大人の頭の感想が陳腐に思えちゃうので。。。
でもまあ 伝えなければわからないものでもありますから、
陳腐ななりに感想。。。。
自然を守りたいと願う国の子ども達の絵には魚や山がたくさん書かれていました。
病に苦しむ人が多くいる国の子ども達は、お医者さんが憧れの職業であることがよくわかりました。
ああ。やっぱり陳腐な感想だわ。。。
子ども達はどんなに苦しい中にあっても、
小さな優しさに触れるだけで
他者に深く大きく優しくなれて、
未来に希望を持つ事ができるんだ。。
こどもたちの未来が明るいものでありますように♪
ところで、お医者さんは日本ではいまでも人気があるのでしょうか?
まだ、息子の友人のなかでなりたいという声は聞いた事がないです。
(うちのまわりだけ?)
緊急救命室に勤務している友人の医者は、毎年年賀状で忙しすぎるとだけ連絡してきます。
仕事はほんとに大変そうです。。
大変だけどやりがいのある仕事。。ということで
苦しく学ぶ事もままならない国の子ほど、勉強にたいする思い入れが強いのかな。。。
息子によると、園で将来何になりたいかを友達と話したそうで、
Sくんが将来なりたいもの
「うんち」
。。。。。
えーーーー!!!!!
それを聞いた夫、しみじみと
「それは気楽でいいかもしんない。」
えーーーー?????
ライオンにでも食べられたら夢は実現できるかもしれないけれど、
気楽なのか?うんちが???と、私は思わず自問自答してしまいました。。
まあ、ありがちな園児の悪ふざけなんだろうけどね~。。
さて息子のなりたいもの。。
体育会系な私は、せっかく運動ができるんだからと、アスリートへの
道なんぞを用意したくなっちゃうのですが、できることと
やりたい事が一致しているわけではなく。。。。
宇宙飛行士→工事現場で働く人→杉の木を手入れする人から変遷して
最新の希望は、「科学者」
だそうです。
トイレで突如思いついたそうです。(園児とトイレネタはきってもきれない仲なのね)
すでに誕生日にもらったヘリコプターのおもちゃは、分解されているし、(分解されたまま)
今日は、1週間はどうして7であって10ではないのかという質問をしてくるし、
(一緒に調べようと約束済み。天文とかしらべないとダメ?)
お友達のママが
「カマキリの赤ちゃんがパパとママにあえなくなっちゃうから逃がしてあげようね♪』
というと、
「カマキリは冬にはみんな死んじゃって、その後に卵が孵化するから、
生まれた時からパパとママには会えないんだよ」とリアリズムでメルヘンをぶちこわすし、
ピッチャーの中にはいっていた炭が、水の中と外で大きさが
違うので、お友達のママが「大きさが違うね。どうしてだろうね」
となにげなーく聞くと
ちょっと考えてから「光の屈折」←(ドラえもんマンガシリーズの科学で仕入れたと思われる)
と答え、園児の間で、「ひかりのくっせつ」という言葉をはやらせたこと。。
絵をかかせると、のびのびというより、
「かーちゃん、指は5本書いておいたから!」とか、
服の柄をそのまま再現してみたり何かと写実的なこと。。
親ばかですが、うわ!!!。。。いままで出た なりたいもののなかで
一番ぴったりかも。。。と思って、
思わず
「似合ってるわ。。。」
と答えてしまいました。