2019/08/08(木)00:00
定年後の仕事の見つけ方
私は定年後の仕事のありようは自営が一番だと思っています。しかし、仕事の規模は極めてコンパクトにし、経営、実務、経理、人事すべて一人で完結する働き方がこれからは求められていくでしょう。
ちょっと前までは55歳で定年退職で年金ももっと早くもらえ、近くの公園でのんびりする老人たちも多く、悠々自適な生活をしていた日本ですが、今となっては夢のようです。残念ですが、定年後も稼ぐ必要があります。
しかし、本ブログの趣旨はセミリタイアしつつストレスフリーで働くことをシェアすることですから、どうすればストレスフリーの老後を送れるかについて語っていきます。
50歳から定年後の生活の準備を整えていくことは決して早すぎません。まず一番多いのは再雇用という働き方です。再雇用では65歳まで働くことが一般的にはできます。実は中小零細企業は人材がいないため、働き手を高齢者に依存しているところがとても多いのです。私が最後につとめた零細企業は50代でも若手の部類です。
ただこういう老人ばかりの会社は10年ももちません。会社にも寿命があり、高齢者が動かしている組織は寿命が来ます。それはその組織の長が死亡した時に起こります。ですから、まあ若くても中小零細企業に勤務する方は身の振り方はいつも考えていた方がいいです。
それはともかく、自営で働く場合は目線を下に設定することはとても大事です。やはりこれからはいくら経験があったとしても使いにくい高齢者と思われたら、やはり排除されます。私も自営であるがゆえに腰は低いです。
お客様は30代で私よりもずいぶん年下ですが、いつも敬意をはらっています。しかし、一方、卑屈になることもありません。お互いビジネスですから、普通の感覚で接することが肝要です。
そして仕事の見つけ方ですが、こればかりは得意分野を現役時代から見つけて、それを徹底的に行うべきです。よくいる丸投げ上司にはならない方がいいです。丸投げ上司は現役時代は楽ですが、現役を卒業するとなかなか厳しいです。丸投し続けると、何にもできなくなります。それは老後で定期収入を得る道を失います。
もっとその分野を尖ったものにするには副業がベストです。若いうちから、副業をコツコツやっていくのもいいです。
そして年金、貯金、そして毎月の定期収入が入ってくれば老後はそうそう困りません。
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