現役時代からスモールビジネスを探す
起業というと大きな仕事を起こすイメージが最近強いです。 孫正義氏やホリエモンのような起業家が増えており、ビジネス的にも成功者のテレビの露出が増えているからでしょう。 しかし、私が提案するのは、同じ起業といっても「スモールビジネス」です。自分一人で完結し、働くよりもスローライフを楽しみつつ、時々配偶者と旅行に行く生活のありようです。 スモールビジネスの商材はいろいろありますが向き不向きもあり、現役時代から探したほうがいいでしょう。私のケースで言えば現役時代から副業をし、最終的に副業が本業になったケースです。 高度成長期ですと、会社は大きくすることが正義のように思われましたが、今は低成長時代。バブル世代の人々もそれをわきまえ、ご自分とご家族が食べていき、貯金がコツコツとできればそれで十分と考えたほうがいいでしょう。 仏教の言葉で「少欲知足」があります。 わずかな欲望で、十分満ち足りていること。少ないものでも、それ以上を望まず、満足することを指します。欲望が巨大化すると人生疲れます。心の中に他人に対する妬みも生まれますが、それはいい人生ではありません。 私のスモールビジネスもとても大儲けというほどにはほど遠いです。現役時代と比べて収入はがっくり減りましたが心は満たされています。雇われ時代は、お金はもらえても気苦労の方が多く、いつかは辞めたい、あるいは配偶者にいつも「限界だ。もう会社を辞めたい」と愚痴をこぼしていました。 よくYouTube見るとこれだけ多く稼いだというケースが紹介されます。 それは否定いたしません。お金が入らないよりも入った方がいいというのは間違えではありません。しかし、現役時代は給料は今の半分でいいいから、楽な仕事をしたいとも思っていました。このスモールビジネスはそんな私の夢をかなえる手段でした。 私のような思考の持ち主はどれだけいらっしゃるか分かりません。 しかし、スローライフを実現する手段として、スモールビジネスの商材を早いうちから考えたほうがいいでしょう。下りる。【電子書籍】[ ひろ さちや ]私の人生の教科書です。下りることで幸福感が増しました。にほんブログ村セミリタイアランキングリタイア日記ランキング