いくらあればセミリタイアできるのか
セミリタイアにあこがれていて、結構前から、セミリタイアするための試算をしていました。 若いときにある人から個人年金を進められ、その後どんどん加入していたら結構なお金になることが分かって50歳の頃に試算した時に、50代でセミリタイアできるんじゃねと思い始めていました。 その頃、ランサーズやクラウドソーシングで副業しており、一月で5万円ほど稼いでいたのでこちらも悪くなかったです。 今でしたら積立NISAやiDeCoがいいでしょう。 さて、セミリタイアにかかる費用を考えてみましょう。平成29年の総務省「家計調査報告(家計収支編)」によると、高齢者夫婦世帯の月々の支出はざっくり26万円。意外とかかります。それに比較して高齢者無職世帯の実収入は年金が主ですが、ざっくり夫婦ふたりで21万円。つまり毎月5万円の赤字になるのです。毎年、5万円ほどマイナスになるのは、結構神経的に来るものがあります。長生きをすればするほど赤字が積みあがるため、金融庁の2,000万円という数字は決して虚構ではないのです。私は老後「2000万円必要」というのは控えめだと思います。さらに加えて、50代から完全リタイアすれば、もっとお金は減ります。仮に50歳から完全リタイアし、年金がもらえる65歳までまったく働かないで生活しようとしますと、夫婦二人で26万円×12カ月×15年ということになり、4,680万円の現金が必要です。リタイアにも二通りの考え方があり、もう働かないという完全リタイアと私のように自営で働きつつ、かといってフルタイムではないというセミリタイアの二通りあります。私たち夫婦の世帯収入は、35万円で、もちろんこれを全部使うことはしていません。私は完全に働かない選択はやめた方がいいと提案します。夫婦二人で老後を食べていくためのスキルを身に着けることはとても大事で、これをおろそかにすべきではありません。それじゃリタイアではないという反論が来そうですが、会社勤めと自営業では人生の満足度は格段に違います。収入はがっくり落ちましたが、生活する上では困りませんし、貯金もできます。そして自営は、定年という概念がないことからいつまでも働けます。自営業という生き方を選択し、人生の自由度を高めることは決して悪くない生き方だと思うのです。会社勤めをしてノウハウを徹底的に吸収し、セミリタイアのめどが立った時に、早期退職という選択はありだと思います。自営とサラリーマンの違いはまたいずれ話します。この漫画面白かったです。私は年を取ってから自営をはじめたので、感覚的に理解できないこともあるのですが。【中古】 マンガ 自営業の老後 /上田惣子(著者) 【中古】afbにほんブログ村セミリタイアランキングリタイア日記ランキング