2006/07/03(月)00:32
背高のっぽの花♪【花エッセイ】
凌霄花(のうぜんかずら)
正確には「背高のっぽの木の花♪」ですね
・凌霄花(のうぜんかずら)科。
・学名 Campsis grandiflora (凌霄花)
Campsis radicans(アメリカ凌霄花)
Campsis : ノウゼンカズラ属
grandiflora : 大きい花の
radicans : 根を生ずる(出す)
Campsis(カンプシス)は、ギリシャ語の
「Kampsis(湾曲、曲がっている)」が語源。
おしべの形が曲がっているところから。
・開花時期は、 6/25頃~ 9/15頃。
・中国原産。古くから薬として使われていた。
日本には平安時代の9世紀頃に渡来。
・オレンジ色の派手な花。
・つるでどんどん伸びていく。
いろいろからみつく。
・とても寿命の長い木で、豊臣秀吉が朝鮮半島
から持ち帰ったといわれるものが
金沢市にまだ健在らしい。
・古名の「のせう」が変化して「のうぜん」に
なったとも、「凌霄」の音読みの
”りょうしょう”が変じて「のしょう」に
なったともいわれる。
「凌霄花」は漢名からで、
「凌」は”しのぐ”、
「霄」は”そら”の意味で、
つるが木にまといつき天空を凌ぐほど
高く登るところからこの名がついた。
・茎、花が甘いらしく、
よく蟻(あり)がうろうろしている。
・江戸時代の貝原益軒さんが
「花上の露目に入れば目暗くなる」と記述し
いかにも有毒の花、というイメージが
ついてしまったが、それは誤解で、
実際には毒はない。
参考サイト季節の花300さん
【凌霄花(のうぜんかずら)の花♪】
20060628 この花は3階建て建物と同じくらいの高さの木に咲いていました、
木の上まで花が満開。全体を撮影しようと思った時は小雨になっていました。
この花も大きくて直径8センチくらいありました
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参考サイトフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』さん
アメリカノウゼンカズラの画像があります