美味い日本酒で、今日もはっぴいえんど。

2016/01/08(金)18:13

小笹屋 竹鶴

最初に紹介する酒は「小笹屋竹鶴」に決めていました。 飲んだのは「大和雄町 無濾過 純米原酒」です。 ※2015年秋ごろに飲みました。※大和雄町 以外の「小笹屋竹鶴」もいろいろ飲んでいます。どれも旨いです。 広島県三原市大和(だいわ)町の契約栽培の雄町(おまち)で造った純米酒です。 竹鶴酒造のある竹原からも近い場所で作ったお米です。 杜氏の石川達也さんとは酒席で何度かお目にかかったことがあり、少し話したこともあります。 最初に話した時に、「いい酒は熱くしても崩れません。うちの酒は熱くして飲んでください」と言われ、その後は竹鶴さんはもちろん、なんでも熱燗にして飲むようになりました。 ※あれから10年近く経ちます。 熱燗にするとお酒は味が変わります。 この違いは、家で飲むなら冷やと燗を飲み比べればいいので簡単ですが、店では難しいですね。でも私の行く「いぶしぎん」さんは、冷やと燗を半分ずつという面倒なことも笑顔で応じてくださいます。まあこの店は基本的に熱燗で旨い酒しか置いてないので、私は信頼して熱燗を注文していますが。 熱燗にすると酒が旨くなることを「燗上がり」といいます。なんともいい響きです。 「小笹屋竹鶴」はまさにこの「燗上がり」する酒だと思います。 お酒の旨さを表現する語彙が豊富でないのですが、「小笹屋竹鶴」は、奥深く、複雑な味がします。 自然と人が手間暇かけて作った、その米だけが持つ独自の味わい、そしていい酒を造ろうという杜氏さんたちの意志。飲んでいて、うれしく、楽しく、満足する酒です。 ただ私はあまり裕福ではないので、なかなか気軽に買って飲むわけにはいきません。また、限定品で数量が非常に少なく、入手するのも難しいお酒です。 ※紹介しているネット販売も品切れのことが多いです。ご了承ください。 居酒屋でもなかなかお目にかかれません。 メニューで見つけたら、「小笹屋竹鶴」は一番最後に注文します。旨さの個性が強いので、この酒を飲んだ後は他の酒が物足りなく感じるからです。 今年はまだ飲んでいません。「小笹屋竹鶴」と今年はどんな出会いがあるか、今から楽しみです。 ★味、旨さに関しては個人で違いがあると思います。その点はご考慮ください。 ☆私が飲んだ旨い純米酒

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