2008/06/18(水)00:58
ファームウェアの書換
ファームウェアとは何ぞや?
そう思ったときは、すぐWEB検索です。たちどころに大抵のことが分かります。
で、早速やってみるとかなりの情報が検出されます。多すぎて、却って定義付けが難しい。
そこで私なりの定義として分り易く説明すると、要するに「電子機器に登載され、それを制御するためのプログラム」ということになります。
家電製品はもとより、PC機器に搭載されたものとして最も有名なのが、M/B(MotherboardあるいはMainboard)のBIOS(Basic Input/Output System)があります。
長くPCをいじっていると、BIOSの書換という作業に遭遇することがよくあります。もちろん「インターネット」しかしない人には無縁のものですが。
さて前置きが長くなりましたが、今日ファームウェア書換実験のため購入したDVDドライブの書換作業をあれこれやってまして、首尾良く性能アップに成功した訳です。
この書換が自由にできるDVDドライブとして有名なのが、LITE-ONです。単なるDVD書込みの性能がいいものとして、私はPIONEER製を推奨しますが、LITE-ONは自由度が高く、ファームウェア書換で違うドライブに変身するところが実に面白いのです。
購入したドライブは、BUFFALOから出ている19倍速ドライブのDVSM-XE1219FB-WHで、これはPHILIPS & LITE-ON Digital Solution社のOEMドライブです。
型番はPLDS DVD A DH20A4Pですが、これをLITE-ON純正のATAPI DVD A DH20A4Pへ書き換えたのです。
なぜ書き換える必要があるかというと、Book Typeの変更ができるからなのです。PLDSはBUFFALO独自のファームウェアが登載されていて、Book Typeを強制的にDVD-ROM(DVD+R/RWのみ)にして互換性を高める機能がついていますが、書込み時にのみはたらくため、書込み済みのもの(当然にRWでしょう)を変更することができないからなのです。
LITE-ON純正は、書込み済みのものもできるところが優れもので、また、性能アップすることも可能という実に面白いドライブなのです。
しかし、この作業はかなりハードでした。書換に必要なものをWEB検索で探すのが一苦労だっただけに、成功したときは久々に「おお!!やったぜ」と叫んだのでした。