カテゴリ:カテゴリ未分類
銀座で隙間時間ができたので、
ソニータワーへ。 『「脳」整理法』を読んでいたため、 クオリアシリーズが目に留まりました。 9月22日に開発停止されましたが、 その質感や、画像は本当にスゴイです。 カップルの女の子が、 26万円の銀の艶やかなMDプレーヤーを見ながら、 目をまん丸にしていました。 ●クオリアとは クオリアとは、「赤の赤らしさ」や、「バイオリンの音の質感」、「薔薇の花の香り」、「水の冷たさ」、「ミルクの味」のような、私たちの感覚を構成する独特の質感のことです。 「クオリアは、脳を含めての物質の物理的記述と、私達の心が持つ様々な属性の間のギャップを象徴する概念です。 (クオリアマニフェスト) ●茂木さんは、このように書いている。 経済が成熟するほど、人々はより繊細で高度なクオリアを求める。脳が肥大化した人間の欲望は、クオリア自体に向かうのである。 レストランに行くこと、旅に出ること、ドライヴすること。これらの全ては、脳がクオリアを消費する行動であると見なすことができる。人々が求めるクオリアを提供するクオリア産業が、これからの成長産業となることが期待される。 (クオリアマニフェスト) モノより思い出、なんていう言葉があてはまりそうだ。 今後はさらに、モノやサービスそのものよりも、 得られる満足感や、充実感をもたらすものに人はお金を払うようになる、 ということだろう。 ●そして、クオリアに気づいたいきさつはこう書いている。 1994年の2月、電車に乗っていて、突然、「ガタンゴトン」という音が、それを周波数で分析したのでは決して到達できないような生々しい質感として感じられているという事実に気がつきました。この体験によって、いわゆる定量的な方法では説明できない「世界観に開いた穴」があることに気づいたのです。 (クオリアマニフェスト) 参考: Sony Japan QUALIA 世界は無数のクオリアに満ちている(PDF) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|