2006/02/07(火)23:56
男性の育休
数日前ブログにも書いた、
経産省の山田課長補佐、ただいま育休中の著者、
山田さんの座談会に参加しました。
本の語り口そのまま、軽妙洒脱。真剣。
心に残ったこと
・経営トップに近付くにつれ、男性の育休に対して否定的
→世代間闘争?取得実績ある企業では肯定の割合が高いのが救い。
・がんばらない育児
→でも食事の知識は持っててね。。
・次世代育成支援対策推進法の取り組みの公開は必須ではない。
→ガラス張りにして、否が応でも取り組む必要のある環境作りを。
産休に対する周囲の反応の悪さ、昇進や、給与面への
悪影響を恐れる心の壁、といったものは、どこにでも共通すること。
実際に体験した人の声はとても貴重だ。
きっと10年、20年後は、敷居が下がり、当たり前となっていることも、
初めはこのような、意思を持った人による
啓蒙活動から始まるのかもしれない。
では、敷居を低くするためにはどうしたらよいのか。
制度により、強制的に育休を取らずにはいられない環境作りをすることが
必要になるだろう。
今回驚いたのは、各企業によるワークライフバランスへの取り組み。
昨年施行された「次世代育成支援対策推進法」により、まさにエンジンのかかった状態。
だが、比較的働き方に対しては先進的と思っていた企業も、
エンジンをふかしながら、ブレーキもかかっているのも現実。
現場との温度差を感じてしまう。
経産省の山田課長補佐、ただいま育休中