カテゴリ:文化・芸術
日曜日、東京都現代美術館へ。
この日は企画展、No Border-「日本画」から/「日本画」へ の開催中でした。 画廊めぐりを始めて思うのは、「日本画」は、 何をもって日本画なのか、わかりにくいということ。 岩絵の具を使っているけれど、描く対象が面白かったり、新しい技法を使い、 これも日本画?と不思議に思うような作品が多いのです。 そして現在、現代美術―日本画、洋画―日本画という対立的な考え方を崩すような新たな世代が現れ、「日本画」という定義そのものに、もはや意味がなくなってしまったようです。 本展は、こうした状況をふまえながら、それでもあえて日本画を描き、あるいは日本的な表現に挑む30代の若手作家たちによる「ニホン画」の“今”を展覧します。 (No Border-「日本画」から/「日本画」へ) この展示会には、それぞれの作家による言葉も掲載されています。 展示されている中で印象的だったのが、 天明屋尚、町田久美、三瀬夏之介の三名。 特に三瀬夏之介さん。 他の作家が、自分の絵に対し、細やかな心情や情景を説明しているのに対し、 ある種、哲学のようなものを掲載していました。 こちらで各作家の声がポッドキャストで聞けます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.14 23:59:19
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