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カテゴリ:京町家
こんなのが出て来ました。
「こて」です。 火鉢に差し込んで熱して使われていたのは、さて何十年前の事でしょう?? 使っているのを見た事のある人は、私同様相当年配の方 使い方を知っているのはそこそこ年配の方 若い人や、子供ではまず何に使うのか、どうして使うのかが分からないのでは?? と思える正に前世紀の遺物??では?? 早速、先日載せました、昔の道具リストに加えました。 因みに「こて(鏝)」を検索すると次の様に書かれていました。 「こて」とは 1. 壁土やセメントを塗る道具 2. 和裁で熱して布のしわを伸ばしたり、折り目をつけたりする鉄製の道具 3. 頭髪にウエーブをつける為に熱して用いる、ハサミ状の整髪具。ヘアアイロン。 4. はんだづけなどに使う、先の尖った金属の棒に柄をつけた道具。 ・・・が 2の「こて」でも電気で熱するものが載っていましたが写真のような「こて」にはヒットしませんでした。 ついでながら茶道のこんな水差しも有ったのですが・・・ これは茶道の世界では現役バリバリ?? の道具だと思いますので古い物リストに加えるのは止めました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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家庭にあって熱して使うのだと2かなとは思いましたが、机上の知識ですので、使い方もわかりません。
灰のなかで暖めたのですね。 町屋博物館が開館できそうですね。 (2019.11.02 21:31:29)
「こて」、私が少年の頃に、亡き祖母や母が和裁の時に布の皺を取ったり、手縫いの縫い目を片側に倒すというか押さえるのに使っていたのを覚えています。アイロンは広い部分に、こては細かい部分に使っていたような、約70年前の頃の記憶です。もう使わんと思い処分しました。懐かしいね。どうします?日曜大工か畑か何かに使えないかな?
(2019.11.03 01:45:28)
私文も火鉢のある頃には、このこてがさしてありました。
母が洋裁をしていて、アイロンもあったのですがこても使っていましたね。 使っていることを見たことが有る私は、もうすぐ72歳です(笑) (2019.11.03 05:48:45)
1.凄い、すごい!お宝ザックザク!!!またまた発見ですか!閑人亭はまさに宝箱。「閑人亭記念博物館」収蔵品が、また増えました。火鉢はブログタイトルの床の間に有りますよ(笑)。
2.「鏝」の検索結果を拝見して、なるほど、なるほど。改めて、4つの種類、みな「こて」納得です。「こて」は「小さい手」が語源でしょうか?さらに、アイロンと鏝の使い分けも皆様のコメントでわかりました。稲荷山の神様?仙人もどきさん、naomin0203さん、ありがとうございました。昔の方は、偉いです。電気のない時代も、火鉢で温めた鏝や炭を入れたアイロンを使っていた。熱い鉄の塊で、着崩れた着物や、洗った着物を押さえつける。そして、着易さと美しさを追求する美意識。オシャレ・身だしなみ。これも感服です。さらにです。金偏で「こて」、魚偏で「うなぎ」、三水偏で「まんがのまん」、草冠で「つる」、「曼」は元をただせば「のばす」と漢和辞典を引いて知りました。「こて」「小手」に「鏝」の漢字をあてる。これも見事です。漢字の本質を知らないとできません。そう言えば、アイロンは生活用具ですが、アイアンはゴルフ用具です。どちらも元をただせば「IRON」。こちら英語のrの発音の日本語表記の難しさでしょうか?さらに、水差し、水指し?共蓋。閑人亭には昔、由緒ある風流人がお住いでしたね。いえいえ失礼、今も由緒ある風流神(拾う神)がお住いでした。 3.ところで、今日はどこで何をされておいででしたでしょうか?まさかまさか?奥様の元で「ホームカミングデー」???はたまた???次のブログ楽しみです(笑)。 (2019.11.03 17:20:17)
mamatamさんへ
「」はその通りです。お若い事の証明です。失礼!! そうなんです。押入れのすみや、物入れの奥に分散している者を一つの部屋に纏めて、いつでも見て貰えるようにしようかとも考えているのですが(笑) (2019.11.03 21:41:05)
稲荷山の仙人もどきさんへ
子供の頃は石油ストーブもなく、暖はこたつと練炭火鉢に炭も火鉢だけでしたよね。石油ストーブが普及し出したのは60年程前だったと思います。 その前にガスストーブが出て来ましたか。 「こて」はここまで命を長らえたので、少なくとも私の代は保存しようと思います(笑) (2019.11.03 21:47:19)
naomin0203さんへ
年齢を推測できるようなこと書きまして失礼しました。 お母さまが洋裁をなさっていたのでお若いのに見ておられたという事なのでしょう(笑) (2019.11.03 21:51:40)
東の料理人さんへ
あ宝と云われると穴があったら・・・の口です。 ただ断捨離下手の 成れの果てです。 一つでも値打ちのある「お宝」があれば良いのですが、要はガラクタを捨てられずに残す・・・親もそうだったので残ったものを、子供も遺伝で同じことしている、恥ずかしいです。 「こて」のこと、色々詳しいコメントありがとうございます。「曼」は「のばす」と言う意味の漢字でしたか。なるほど、その意味の色々の漢字に化けているのですね。勉強になりました。 はい、今日は自宅で松の剪定をしたのですが・・・来客もあり、正味半日ほどかかったのですが・・・3分の2くらいが今日の仕事でした。 (2019.11.03 22:08:01) |