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カテゴリ:散策
街角でこんなポスターを見かけました。
一般的には七福神は、恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天とされておりますがここでは七福神巡りなのに九福神です。 しかも泉涌寺はお寺、お寺は仏様、神様は神社と相場が決まっていますがこれは「お寺で神様に参る」案内という事になります。 これら九福神の中には愛染明王の様に明らかに仏様であるもの、恵比寿さんの世に明らかに神様であるもの、どちらとも取れるものが混ざっています。 明治時代の神仏分離の後も「お寺で神様に参る」と言うのは神仏分離が行われるまでの歴史的に長かった神仏習合時代の名残りなのでしょう。 神仏分離で言うならば天皇家は正に神道の一丁目一番地なのに、天皇家の菩提寺は泉涌寺であり、これも神仏習合時代の名残りなのでしよう。 皇族の方々が御寺(みてら)泉涌寺にお参りされるのは神仏分離の今でも神仏習合。 天皇家にも神仏習合が残っているので、一般人が七福神で神様に参る為にお寺に行くのに全く違和感がないのも当然の事なのでしょう(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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