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カテゴリ:京町家
古い釜と窯のお話です。
過日修理途中をアップしました花瓶台ですが、この様に修理が出来ました。 またまた、蜜ロウ塗りのbefore & afterでの写真です。 早速花瓶を置いてみますと・・・・ こんな花瓶に花を生けようとすると、どれだけ沢山の花を買わないといけないやら??? ・・・・とここまでは修理の報告を兼ねた前置きです。 上の写真の後ろに写っているこの釜ですが・・・ 古いものばかりの探索(?) をしている一環で、探求心でフタを取り、中を覗きますと・・・ フラッシュで撮りましたので、実物より赤みを帯びて写ってはいますが、真っ赤に錆びていました。 この釜、70年近く一度も使われたことない筈なので、積年の錆びと言うところでしょうか? (ここで茶釜のことを検索して一つ賢くなったのは・・・・釜の下の風炉のことですが、私は「ふうろ」とばかり思っていたのですが、なんと「ふろ」とか。初めて知ったことでした) 話は変わりますが・・・探していた清水焼の干支の置物が出て来ました。 これなのですが・・・ 今から書くことに関係がありますのでよく見てください。 上の釜の様に70年までは至らずとも44年間一度も焚かれなかった清水焼の登り窯について2015.8.7と8.9のブログに書いています。 その記事に上のウサギの兄弟(姉妹?)がこの様に出て来ますので6年間遡って見てください。 こことここです。 この清水焼の登り窯は調査のあと潰されて・・・跡地に今はホテルが建っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは(^^)
綺麗に花台を 修理されましたね。大きな花瓶を置いても ビクともしないようで さすがです! 70年経った茶釜と風炉と 灰も愛おしいですね。 私は 家で簡単に点てられるように セットを購入したことがありますが、灰が入っていなくて 電熱でした(笑) 邪魔になっていたそのセットは 友人が持って帰りました。極安の物でした。 うさぎさんが 見付かって良かったですね。 (2021.09.12 17:56:08)
花台の修理完了ですね。
今回も蜜蝋効果はバッチリですね。 70年来の錆のついた釜はどうなりますか、これも閑人亭博物んに陳列しないといけませんよね。 うさぎさん、6年も探していらしたのですね。6年越しのかくれんぼにようやく決着がつきましたね。全くとんだかくれんぼ名人でしたね。 でも、確かあったはずと覚えていらした閑人さんの記憶力もすごいです。そのことを頭の隅において、あちこちご覧になるときに探しておられた集中力にも、感嘆です。 でも、欠けたところもなく、綺麗な姿で出てきてくれて、嬉しいですね。 (2021.09.12 17:57:02)
最後の写真はよく覚えています。
印象深い雰囲気でした。 なんか、閑人さんとこは次から次へと珍しいお品が登場してきて私たちの目を楽しませてくれています。 ほとんど今まで見たことがないモノばかりです。 解説をしてくれているので、ああそうなのかと理解する事ができています。 生活環境が違うと、ここまで違ってくるのかの驚きでいっぱいです。 (2021.09.12 20:30:17)
貴重な歴史的価値のある登り窯、つぶしちゃったんだ!!!
干支の兎の置物、なんて愛らしい。 童話の世界の兎さんですね。 花瓶代も立派!! 茶釜も立派!!! 閑人さんのお家には、お宝がいっぱいです。 (2021.09.13 06:48:45)
花台磨きがいがありましたね。
立派な花瓶、花を生けなくても花代に置いただけで見栄えがしますよ。 釜も年代物。貴重な品々がいろいろ出てきますね。 清水焼の干支、どこにしまわれてたのかしら? (2021.09.13 15:24:33)
花台が艶やかに修理されて 大きな花瓶も映えますね!
後ろは螺鈿ですか? どれも素晴らしいですね。 釜があるということは炉が切ってあるのでしょうか? うさぎさん、長い間暗い所にいたのですね。 見つかって良かったです。 (2021.09.13 15:48:01)
こんにちは(^^)
今日のtvBSで ロンドン ノツティングヒルを放映していました。 この中で 150年前の時計を修理して 売り物にするという部分がありました。 修復出来ない傷は 「時間のキス」だと言っていました。 ふろう閑人さんにぴったりの言葉だと思いました。 茶道について 下もご覧下さい。 https://sadou-waden.com/user_data/first-tea_ceremony/season/ro/furo.php https://ameblo.jp/meishokai/entry-12212411965.html (2021.09.13 17:02:15)
次々に珍しい古物をご紹介いただきありがとうございます。
単に古いというだけでも値打ちものですね。 リフォームされた屋内で格好の居場所も確保できてよかったですね。 (2021.09.13 19:06:32)
ひろみちゃん8021さんへ
そう言えば、風炉も古いですが、灰も同年代のものと言うことになりますね(笑) 一つだけ灰の入ったままの金属製の火鉢があるのですが、火鉢はもう少し遅くまで使っていた筈なので、風炉の灰より新しい・・・なんて50歩100歩で関係ないことですが・・・。 灰の入った火鉢を残しているって、変ですよね。 (2021.09.13 21:41:13)
mamatamさんへ
そんなに言って頂くと穴が有ったら入りたいです。何しろ昔のモノはみんな箱に入っているもので、フタを開けて見ることまでなかなかしないものですから・・・。 出て来たものを残すか、処分するかの線引きをもう少し処分側にしないと置く場所が無くなってしまいます(笑) ウサギは干支の年に飾っていたので記憶が有りました。 (2021.09.13 21:49:45)
いつもの後輩さんへ
何しろ捨てることに躊躇、残すこと、貰うことには貪欲なものですからこんなことになりまして・・・。もう少し捨てる方にシフトしないとガラクタ屋敷になってしまいます。 まあどれだけガラクタか、今度検証に来てください。なんだこんなものか・・・と言われそうなモノばかりなんですから。 (2021.09.13 21:54:09)
naomin0203さんへ
お宝なら良いのですが、要は古いだけのガラクタなものですから、見方によってはゴミなんです。一つ一つはゴミでも、数集まれば歴史の証になるかと思い残しているのですが・・・もう少し捨てる方にシフトしないとと思っています。 (2021.09.13 21:59:18)
やすっぺ09さんへ
ウサギの置物は天袋にありました。汚い新聞紙に包まれていたもので・・・ 昔は12年に1回、日の目を見ていたのですが・・・。 釜のこの赤さび、とれるのでしょうかかねぇ? 使うアテはないですが・・・。 (2021.09.13 22:03:32)
曲まめ子さんへ
炉は切っていなくて、畳の上、風炉先屏風で囲って点てていたと思います。何しろ遠い昔、子供の頃、茶道を教えてる部屋を覗くことも無かったのでハッキリした記憶がないのですが・・・・ ひろみちゃんさんの教えて貰ったページを見ますと、炉と風炉は季節によって使い分けるものとか。 この部屋は客間なので炉は切っていなかったので、炉を使う季節どうしていたのでしか? 分かりませんのです。 (2021.09.13 22:26:34)
ひろみちゃん8021さんへ
又々助け舟出して頂きありがとうございました。 上の曲まめ子さんへの返事に書かしてもらった通り、炉と風炉の使い分けが分かってスッキリしました。 茶室専用では無かったので炉が無いことは分かるのですが、とすると、炉を使う季節どうしていたのか??? 謎です。多分風炉で代用していたのではとは思いますが・・・・。 (2021.09.13 22:31:02)
ビッグジョン7777さんへ
ガラクタも一つずつではなく集めると、何か価値が出て来た気になるから面白いです。ある場所がはっきりして探すことも無くなるメリットもありますし、他の場所の整理整頓にも役立ち思わなかったメリットが発生しました(笑) (2021.09.13 22:35:38) |