2018/12/15(土)21:10
秋田臨海鉄道のDE65が仙台臨海鉄道に到着
秋田臨海鉄道から仙台臨海鉄道に機関車が貸し出される事は既に報道されており、そろそろかなぁ?と思っていた所…
11月7日の河北新報ニュース
秋田市の秋田臨海鉄道が、東日本大震災で津波被害に遭った仙台臨海鉄道にディーゼル機関車を貸し出すことになり、6日、秋田港駅で出発式を開いた。貸出期間は8年間の予定。
社員ら約40人が参加。秋田臨海鉄道の真貝康一社長が「復興に向けて良いことができ、感慨無量。無事に着くことを祈りつつ送り出したい」と話した。テープカットで祝った後、汽笛を鳴らしながら出発した機関車を拍手で見送った。
仙台臨海鉄道は、所有していたディーゼル機関車3両のうち、2両を失った。秋田臨海鉄道は4月、3両のうち予備の1両の貸し出しを決めた。仙台臨海鉄道が今月下旬、運転を再開するのに合わせた。
機関車はJR奥羽線、東北線などを経由して宮城に入る。8日に宮城県多賀城市の陸前山王駅に到着し、引き渡し式が行われる予定。
明日到着やん( ̄□ ̄!!!
写真も添付されており、貸し出されるのは元新潟臨海鉄道のDE65 2である事も判明。
引き渡し式が行われるという事は早朝や深夜の到着ではないだろう、という希望的観測に基づき、来る11月12日~13日に東北本線仙台駅~石巻線石巻駅間を走る「DL・SL宮城・石巻復興号」の試運転を撮影がてら、陸前山王駅付近に向かった所…
うそぉ~ん(゜Д゜)もう来てる罠
引き渡し式絶賛開催中な雰囲気に、もはや気持ちは撮り鉄どころじゃなくなっていますが…
はやる気持ちを押さえつつ、DE10の牽く旧型客車を撮影。
後打ち。
客車はスハフ42+オハ47+スハフ42で、両端に車掌室を配した整った編成でした。
DE10での牽引は仙台駅~小牛田駅までで、小牛田駅~石巻駅間は真岡鐵道所有のSL、C11が牽引します。
さっさと撤収し陸前山王を並走する道路から様子を伺うと、先ほどまで横並びで停車していたSD55とDE65が連結され、それぞれの車内に人影もあり、今にも発車しそうな雰囲気。
撮影ポイントに向かうと10分ほどで列車が通過。
津波の被害から見事に復旧したSD55 103に牽引されたDE65 2が、軽快に通過してゆきました。
新潟臨海鉄道時代から最近まで、白帯部や手すりなどが黄色で塗装されていましたが、いつの間にか国鉄標準塗装となった様です。
ラジエターカバーは一体型、ナンバーは切り抜き文字、 台車は後期型、キャブ屋根上は末期型 かな?
模型化は一筋縄には行かなそうです(´・ω・`)
2011.11.24追記
→台車は前期型DT132、キャブも扇風機カバーのない初期のタイプの様です。
この日の様子の詳細も河北新報ニュースに掲載されております。
2011.11.24追記
いよいよ明日11月25日から営業運転が再開されますが、営業再開直前の様子を見てきました。
別館の仙台臨海鉄道のページを更新しております。