木瓜帽子のブログ
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古民家の土間の湿りや地虫出づ(こみんかのどまのしめりやじむしいづ)美術商(冨田熊作)の古民家昭和7年から3年の歳月をかけた和風建築物
2024年04月17日
コメント(4)
耐へがたき睡魔や猿の春の昼(たえがたきすいまやさるのはるのひる)
2024年04月12日
面のしずか予報遅れし花うつす(ものしずかよほうおくれしはなうつす)
2024年04月08日
一面の蒲公英日本生まれかな(いちめんのたんぽぽにほんうまれかな)群生地を見つけました
2024年04月04日
花の道見上ぐ蕾のまだ固し(はなのみちみあぐつぼみのまだかたし)
2024年03月28日
雨戸繰る嗚呼仲春の雪積る(あまどくるああちゅうしゅんのゆきつもる)
2024年03月21日
ハンドルを放し久しや落椿(はんどるをはなしひさしやおちつばき)
2024年03月20日
梅の香や見知らぬ人と笑み交す(うめのかやみしらぬひととえみかわす)
2024年03月07日
花菜風検査結果の安堵かな(はななかぜけんさけっかのあんどかな)通院帰りの菜の花
2024年02月28日
コメント(6)
馬連手に緊張はしる春の地震(ばれんてにきんちょうはしるはるのない)木版画の制作中でした
2024年02月20日
来し方を想ひ足止む雛の店(こしかたをおもいあしとむひなのみせ)おくるみおぼこ雛
2024年02月12日
独り居の数多なりけり福の豆(ひとりいのあまたなりけりふくのまめ)え~~と・・ 何粒?
2024年02月03日
あかね雲に雪雲重く暮れゆけり(あかねぐもにゆきぐもおもくくれゆけり)雪がチラチラ舞い始めていました
2024年01月26日
毛糸玉徐徐に人気のスヌーピー(けいとだまじょじょににんきのすぬーぴー)すぐに もらわれていきました
2024年01月21日
「熱熱よ」と小豆粥さげ姪きたる(「あつあつよ」とあずきがゆさげめいきたる)
2024年01月16日
石仏や三猿と化す日向ぼこ(せきぶつやさんえんとかすひなたぼこ)有り難いお日様・・・
2024年01月12日
とりどりの色の辰舞ふ賀状受く(とりどりのいろのたつまうがじょううく)明けましておめでとうございます本年も宜しくお願い申し上げます
2024年01月03日
月まろし遅れし賀状投函す(つきまろしおくれしがじょうとうかんす)元旦には届かない・・・
2023年12月28日
背後よりサンタ現るコンサート(はいごよりさんたあらわるこんさーと)恒例のXmasミニコンサート
2023年12月18日
小春日や野辺の一輪歩の軽し(こはるびやのべのいちりんほのかるし)登り坂、一輪の花に元気をもらいました
2023年12月14日
実のひとつ残し暮れゆく十二月(みのひとつのこしくれゆくじゅうにがつ)野鳥のこない木守柿・・ 甘いのに・・
2023年12月05日
余生とは足るを知るべし冬紅葉(よせいとはたるをしるべしふゆもみじ)「具足池」大阪池田市の久安寺
2023年11月29日
この先の人生如何に冬の霧(このさきのじんせいいかにふゆのきり)朝、雨戸を繰ると・・・
2023年11月24日
冬めくやビンゴゲームの米を提げ(ふゆめくやびんごげーむのこめをさげ)
2023年11月13日
久久の京のそぞろや薄紅葉(ひさびさのきょうのそぞろやうすもみじ)
2023年11月06日
打ちおろす桴の揃ひや秋まつり(うちおろすばちのそろいやあきまつり)
2023年10月25日
近道の穭田の畦細きかな(ちかみちのひつじだのあぜほそきかな)おっとっと 危な!
2023年10月21日
裏庭とて憩ひの場なり金木犀(うらにわとていこいのばなりきんもくせい)今年は数多の開花
2023年10月18日
連れ帰るカホンの余韻秋の暮れ(つれかえるかほんのよいんあきのくれ)カホン南米ペルー発祥のパーカッション楽器
2023年10月10日
コメント(5)
我の影くっきり落し今日の月(われのかげくっきりおとしきょうのつき)
2023年09月30日
あまた蒔くされど一本鷹の爪(あまたまくされどいっぽんたかのつめ)
2023年09月23日
大屋根の三日月凛とつつがなし(おおやねのみかづきりんとつつがなし)一日が無事に終わりました
2023年09月20日
幼子の見あぐ柘榴のまだ固し(おさなごのみあぐざくろのまだかたし)
2023年09月17日
懐かしや久に育てし牽牛花(なつかしやひさにそだてしけんぎゅうか)童心に返りいただいた5個の余り種をまいた
2023年09月06日
諦めて生きる術知り月眺む(あきらめていきるすべしりつきながむ)
2023年08月30日
和太鼓と競ふ夜空の稲光(わだいこときそうよぞらのいなびかり)和太鼓を濡らしては大変、2曲で中断されました残念!
2023年08月27日
ふと感ず秋の気配の風なりし(ふとかんずあきのけはいのかぜなりし)あと少し・・と喘ぎつつ・・
2023年08月22日
あと十軒と言ひ残し去る盆の僧(あとじゅっけんといいのこしさるぼんのそう)
2023年08月12日
宿題をする子残す子夏休み(しゅくだいをするこのこすこなつやすみ)先に済ませ笑顔で余裕の子ギリギリに泣きながらの子
2023年07月30日
蝉の羽化ところ選ばず最中なる(せみのうかところえらばずさなかなる)今年もまたガレージの壁で・・・
2023年07月21日
警戒心なき老鶯の真上なり(けいかいしんなきろうおうのまうえなり)逃げる様子は全くなく鳴き続けるウグイス
2023年07月19日
七月の額装終へし安堵かな(しちがつのがくそうおえしあんどかな)
2023年07月10日
水涼し雀の集ふ池の端(みずすずしすずめのつどういけのはた)
2023年06月29日
梅雨の蝶参道よぎる遥拝所(つゆのちょうさんどうよぎるようはいしょ)伊勢神宮の遥拝所です
2023年06月23日
名付けらる新種「ハチジョウネジバナ」と(なづけらるしんしゅはちじょうねじばまと)八丈島に多く確認されたのでこの命名写真は庭の咲きはじめの従来の文字摺草です
2023年06月19日
桜伐る馬鹿になりきる梅雨晴間(さくらきるばかになりきるつゆはれま)手に負えなくなりました
2023年06月12日
夏芝を刈り終へ丸き月仰ぐ(なつしばをかりおえまるきつきあおぐ)気が付けばまん丸な月が昇ってきていました
2023年06月05日
散りてなほ掃くには惜しき杜鵑花かな (ちりてなおはくにはおしきさつきかな)
2023年06月02日
背を押され急ぐ家路や不如帰(せをおされいそぐいえじやほととぎす)鳴き続ける声に癒されつつ
2023年05月28日
あめんぼの数の水紋輝けり(あめんぼのかずのすいもんかがやけり)
2023年05月25日