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ろばの皮

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2006.01.30
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カテゴリ:バレエ
ルジマトフのソロルは素晴らしい。
これは彼のためにあるような役だ。

今回も一幕と二幕はほとんど踊らなかった。
特に二幕の婚約式のソロを省略したのには
驚きを通り越して衝撃を受けてしまった。

でも、もういい。
そういうことが気になるならルジマトフは見ないことだ。
ピルエットで何回廻ったとか
ジャンプをどれくらい高く跳んだとかよりも、
ルジマトフの世界に浸りに行くのだ。
今回は最初からそのつもりで出かけた。

そして、彼の「演じる」ソロルを十分に堪能した。
レヴェランスの時まで役になり切る独特の世界。
ルジマトフでなければきっとさまにならないだろう。

ニキヤのシェスタコワも良かった。
夏のガラの時にはちょっとテクニック的に怪しげな所もあったが、
今回は安定していた。
ルジマトフとのパートナーシップも良い感じ。
カーテンコールでルジマトフがひざまづき
シェスタコワの手にキスした時など
隣の席の女性が黄色い声をあげたほどに素敵な二人だった。

予想外に良かったのはガムザッティのエフセーエワ。
彼女はワガノワバレエアカデミーの生徒だった頃から有名だったが
私はあまり好みでなかった。
背が小さいわけではないようだがとても小柄に見える。
私のガムザッティのイメージはパリオペのDVDのプラテルなので
彼女はちょっと迫力不足なのではと思っていたのだ。
しかし、なんのなんの、ニキヤとの一対一の対決も堂々たるものだし
とにかく華やかな雰囲気だった。
お陰で、ソロルの心変わりとその後のニキヤの悲しみと死というドラマが
きちんと成立した。

ただ、今回やたらと日本人出演者が目立っていたのがちょっと気になる。
「バヤデルカ」はただ舞台上を歩くだけの人手がかなり必要な演目だから
引越し公演ともなれば現地雇用(?)もある程度仕方ないとは思う。
でも、バレエの舞台なのだから、
せめてダンサーを集めることは出来なかったのだろうか。
どう見ても素人のような太ったおじさんが出て来た時には
げんなりしてしまった。
兵士役で舞台奥に突っ立っていた外人たちも素人に違いない。
立ち姿もさまになっていないし、とにかく姿勢が悪い。
さらに、バヤデルカに特徴的なお辞儀、
片手は額に、もう一方の手は胸に当て、
片足を後ろに引いて前屈みになる独特のポーズが
物凄くカッコ悪いのだ!
どこかのバレエ教室の発表会を見ているのかと
一瞬勘違いしてしまった。
私はあのポーズが大好きなのに・・・、
いい加減にせいっ!!(爆)





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Last updated  2006.01.30 17:01:49
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Comments

 grand_tier@ く~てんさん はじめまして。 コメントを有難うござい…
 く~てん@ Re:レオニード・サラファーノフの王子さま(12/26) 初めて書き込ませていただきます。 私も…

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