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「寿限無」 ひこさんの一言さん

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2017.08.11
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高齢者介護施設で盗難が相次ぎ、その顛末が !

  少子高齢化社会が益々深度を深め、今や「高齢化社会となりつつ在る事は、誰しも感じて

いる現実。その救世主として登場してきている有料高齢者介護施設がある。

 これら介護施設は、現在、入所者の数が増加する一方で職員不足に悩み続けているのも現実。

当初に比較して今日では、この種の分野がマーケティング的にも一大産業と化しているのも事実。

 それだけに介護士資格を取得して、就職を有利にする思考により、年々介護士資格取得者の数も増加傾向にある。

 だが、就職してみて待遇の悪さに減滅して、離職する人々が後を絶たない。離職したら二度と

同職業に戻らない事も特徴となっている。

 それは、入所者の多くが高齢痴呆症やアルツハイマー患者と徘徊老人などと手間暇のかかる方々

が多い。その他の疾患などを抱えて入所する方々もいるが数は少ない。つまり、家庭で面倒をみきれなくなった高齢者を厄介払いとして入所させているケースが多い。

 それだけに一度、入所させたら親族・家族は、ほとんど施設を訪問し当該入所者に面会する事もなく、資金送金だけして、介護施設に任せっきりとなっている。

 これからますます団塊世代が高齢化しそうした施設に追いやられる可能性が高まるだけに、大きな社会問題化しつつあるのも実態である。

 まして、そうした施設内で生じている事態の中でも、入所者が他の入所者の部屋に自由に出入りできる状況にある施設などでは、盗難が頻繁に生じているにもかかわらず、警察への通報もなされないままに放置されている。

 それは、入所者が痴呆症の場合には、自分の持ち物の認識が薄いために、騒ぎにならず放置されていると言う実態がある。それが発覚したとしても、施設側は、警察に通報し事件化すれば入所希望者が減ってしまう事を恐れ、通報せずに監視を強めるだけで終始しているケースが多い。

 また、一人の職員が担当する入所者の数も可なり多いために、職員の疲労も通常の倍以上となってしまっている。そんな中で、職員が入所者の物をねこばばするケースも頻発している。

 盗られた方の入所者は、物が無くなった意識すらないために闇から闇となっている。しかし、ある施設での事実においては、親族が入所者当てに宅急便を使い食物やら衣装などを送ったが宛先入所者に当該荷物が届かない事態が発生。宅急便の方では、荷物が到着していないと言う苦情に対して本社をも巻き込み受領伝票探索が開始され、間もなく受取人サイン入りの受領伝票が発見された。施設側では、サインした本人に直接確認をしたところ、当該荷物を受け取り個人的に隠匿していた事実が判明した。

 こうした事態が生じる背景には、労働の割には、待遇が世間一般に比較して、すこぶる劣悪であることが要因となっている。しかし、施設側は、やはり警察に窃盗事件として通報する事もなく解雇する事もないままとなっている。

 それは、それでなくても人材不足の中でそうした職員を背に腹を変えられず解雇処分もせずに雇用し続けている。さらに、盗んだ品物を陰で買い取る業者まで登場しているために、さらにそうした動きに拍車をかけているのも事実である。一重に待遇の劣悪さが要因となり、そうした輩を生み出してしまっている可能性もある。

 その昔、高齢者の家族は、痴呆症であれ、徘徊老人であれ、家族が一丸となり守ったものである。だが、今日、アベノミクスにより格差拡大化が進み、両親の世話をしていたら自分たちが生活できなくなってしまう状況も生じている。

 そうした高齢者を抱える家族にとっては、有料高齢者介護施設がよりどころとなっているのも否定できない。

 よって、介護職員の待遇改善が騒がれてから久しいが、現実、介護職員の待遇は、以前に比較してほんの僅か上昇しただけで、殆ど劣悪さに変化なく推移しているのが現状である。

 例え、政府からの補助金が支給されても、施設の経営者が抱える債務処理に回され、申し訳け程度に職員の手に渡る程度である。

 よって、補助金等は、地方公共団体から直接、介護職員に振り込まれる仕組みを組み立てない限り、永遠に介護職員の手元には、補助金等の資金の数パーセントしか届かない事になり続けてしまうのが落ちである。厚生労働省は、そうした点を踏まえた今後の対策を実施しなければ、やがて、責任は、厚生労働省にも及ぶ話である。 






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Last updated  2017.08.11 12:17:13
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