真っ暗闇の時代に突入か !
右を見ても左を見てもバカとアホの絡み合い ! 国際的には、米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩氏。そして、国内的には、自民党政権と力量不足の野党との絡み合い。また、国内民間においては、親族のいがみ合いから悲惨地獄。さらにオレオレ詐欺等とマスコミもネタに困らない日々にうんざりしているのは、当方だけではないはず。 そして、日本年金機構と東京都中央区は、本格的な「高齢者イジメ」が始まった。 歌手・故 鶴田浩二氏の歌に「傷だらけの人生」との曲がある。 「何から何まで 真っ暗闇よ 筋の通らぬ事ばかり 右を向いても左を見ても ばかと阿呆の絡み合い 何処に男の夢がある」 とある歌詞の通りの世の中になりつつある事を実感している方々も多数と言える。 国民年金加入者で、既に受給している方々の内、75歳以上で企業経営している方々から 毎回50,000円を年金支給額から差し引くと言う暴挙を日本年金機構が実施していると言う。 そうして徴収した資金使途は、他の受給者の年金資金に回していると言う。 これは、大変な事態である。中小零細企業で従業員や取引先を護るために汗水流し努力 しても自身の所得を得られないでいる経営者が軒並み増えている。そうした人々の年金受給 者は、細々と生活費を年金受給に頼っている。それが、二か月に一回の年金から50,000円 引かれれば、年間480,000円受給していた年金受給額は、年間180,000円となる。 これでは、逆立ちしても生活できる訳がない。 厚生年金に加入していた人々ならば、多少上乗せされていても矢張り困窮するのは、目に 見えている。 なぜ、その様な暴挙に出ているのか。一言に言って「年金資金枯渇」を意味している。 かつて、保養施設などを全国に設置するなどしたが多くの施設が赤字続きで、同施設を民間 に売却するについては、二束三文で売却。そこでの売却損失や資金運用として株式投資など を政府の肝入りで実施したものの、一時期は、儲かったにしても、直ぐに損失発生。 そうして失われた年金基金の穴埋めに高齢年金受給経営者から 召し上げると言う暴挙。 年間所得1000万円もある方々からのピックアップなら生活への影響は、全く想定されないが 「自身の所得もままならない中小零細企業高齢経営者を直撃するとは、何を考えているのか」 そうした経営者らは、これまで法人税・法人所得税・従業員所得税・消費税など様々な税金 を支払って来た功労者なのだ。 それにアベノミクスにより企業間格差は、さらに拡大して中小零細企業の収益力は、さらに 低下の一途を辿っている。だからデフレ対策として躍起になっても目標インフレ率2%を達成 できるはずもない。 大手企業の内部留保資金が既に400兆円を超過している今日、冷静に考えれば、市場から400 兆円もの資金が吸い上げられてしまっていたら、景気浮揚する筈もない。 安倍総理は、「大企業に資金が集まれば、トリクルダウンで民間や市中に資金が流れ出る」と 豪語するも全くの思い違いも甚だしい。だから「ウソノミクス」と言われてしまう。 安倍総理に告げたい。「今からでも遅くないから、貴方のお仲間だけが潤う経済社会は、完全 に破綻しているので、経済政策の抜本的な見直しと来年度予算編成において、ボトム・アップ 政策に切り替えなさい。麻生財務大臣を筆頭に財務省主計局の面々は、徴税する事しか考えていないため、こうした官僚らに振り回されている姿は、もう、裸の王様以下ですよ。」と。 財務省の官僚らは、東京大学法学部卒業甲種公務員試験合格者で、家庭がそこそこ裕福であり塾なども自由に通って来た面々である。そうした人間に中小零細企業高齢者の痛みが分かるはずもない。 まず、トランプ大統領に対して安倍総理は、「トランプ大統領を見習い日本ファーストに政策を転換しなければ、日本経済が立ち行かなくなるので、防衛装備品・武器の購入をストップする」と告げ、トリクルダウン政策からボトムアップ政策に転換しなければ、本当に日本経済が破綻してしまう。 各御用経済学者らは、安倍総理を前によいしょ発言ばかりしているが、それらは、「嘘の塊」と理解されたし。 この度のボーナス資金もほとんどの受給者らは、行く先が決まっていて小遣いに類する資金等は、雀の涙ほどしかない。すると自ずから消費マインドが上がる筈もない。 また、東京都中央区では、オリンピックにかこつけてマンション保有者に課税してオリンピック資金を捻出しようとしている。その方法も分譲区分所有の土地に固定資産税を掛けて来たものを建物内スペースに課税すると言う暴挙に打って出た。 こんな事ばかりやっていると本当に暴動が生じてもおかしくはない。さらにこうして徴税した資金が財務省マターで国に吸いあがるメカニズムもあり、結果として米国に対する上納金に化けてしまう。まるで裏社会に日本国民は追いやられていると言っても過言ではない。 だから、冒頭の歌の歌詞ではないが「真っ暗闇」に突入してしまう事を危惧せざるを得ない。