第五弾 シャープ買収問題~本日役員会の結論は?~
鴻海傘下に下るかVS会社更生法かが問題 ! シャープ役員会が本日開催される。債務不履行となるまで、あと一日。シャープ役員らが従業員を守る意向を固めれば、会社更正法を申請する結論が妥当。また、役員らが自身の懐収入を優先するならば、鴻海の傘下に下るとの結論が出る。 株主は、代表訴訟も含めてぐすね引いて待っている。つまり、役員らが鴻海傘下に下る結論を出した途端に株主代表訴訟に踏み切り、株式相場の転落の原因を現・会社役員達に求める事ができる。それは、鴻海が役員らに配る資金の遥か上を行く。 しかし、会社更生法ならば、役員らが辞任すれば、それで済む。馬鹿と利口の境目である。大阪商人の真髄が見えてくる。 中国・台湾ヤクザの傘下に下るシャープとなるのか。余りにも理不尽な物事が進行されつつある。いわゆる「エアー買収」にシャープの現役員らは加担し、自身の懐だけを暖めて、株主代表訴訟で徹底的に叩かれるのか。それとも役員らが身を引き会社更生法を申請して、従業員達の生活を守り日本の技術流出を阻止するのかが問われる大きな岐路である。 エアーに操られる現シャープ役員達が「鴻海が支払うとしていた成功報酬もエアーである事に気付いたその時には、既に手遅れ」の状態となる事も既に見えてきている。 シャープ現役員達は、何が正しくて何が悪いのかさえも判断の付かない状況に置かれつつあり、最後は「金か命か」 という詰め腹を切らされるのが目に浮かぶ。 また、シャープ従業員組合関係者や組合の皆様に申し上げたい「早々に訴訟手続きの準備をされることが賢明である」と。 シャープが育んできた技術は、日本の物造りを象徴するだけのものを数多く世に送り出している。それらは、あくまでも日本の伝統的な物造り精神により社会生活を豊かにするためのてことしての役割を担って来たのは、誰もが認める事実なのだ。 シャープ現職役員達には「早く目を覚ませ!今なら間に合う!」 と告げたい!