伊勢志摩サミット終了!
国際的なサミットが日本で開催され、世界経済の先行きを政策投資と構造改革をノロシとして、伊勢志摩サミット宣言を採択。 確かに世界的なデフレ基調は、各国に失業問題、企業倒産などの影を落としている。米国経済も表面的には、好調を装っているが、実体は、格差拡大に伴う貧富の差が著しい。そのためにホームレスなどの増加と炊き出しがなされている現実もある。しかし、そうした人々は、働きたくても就職出来ないでいる。 また、サミット参加で来日したオバマ大統領は、広島に立ち寄り、全戦没者に対する哀悼の意を表明し、花輪を平和記念塔に供えた! そこでのオバマ大統領の話しは、世界的核廃絶を唱えた。 だが、米国には、未だに核爆弾が4500発も保有されている。「核なき国際社会の構築」が人類の悲願にも関わらず世界的には核拡散が密かに進行している現実は、やはり無視出来ない。 オバマ大統領は、一定の効果ある発言ではあったが、決定的な意思決定では無かった事が惜しまれる。 例えば、米国の廃絶時期を明示し宣言するなど具体的な行動予定が発表されるなどが期待されていた。 なお、 国内では原発が54ヶ所もあり、15000本もの使用済み燃料棒が蓄積されており、処理方法も見えない現実を基軸に考えれば、オバマ大統領のスピーチは、上っ面なスピーチと言わざるを得ない。 核爆弾は、地球生物破壊の道具であり、人類自滅ツールを人類が手に入れた事になる。 今、米ソなどの保有する核ミサイルが全部爆発すれば、地球そのものの存続が危ない又は、お釣りが来る程の威力があるのだ。 よって、世界的に核不拡散から核廃絶に向かわなければならない。しかし、現実には、核抑止力と言う詭弁の下に核廃絶に向かわない。ここに人間の愚かさがある。 銀行は、新規の商品を開発し、販売する際に、必ずその商品の収束や撤収を想定してからしか販売に踏み切らない。しかし、核ミサイルや原爆は、撤収の方法を踏まえず使用している。つまり、核開発を担当した物理学者やこれを使用した米国にしてもやはり愚か者の誹りを免れない。早々に核不拡散から核廃絶に転換しないと自然災害の地震やテロなどで核暴発が危惧されるところだ! また、原発は、核の有効活用との名の下で行われ稼働するもテロや事故発生の危険との背中合わせで有ることを理解されたい。 2016/05/27 9:47、 のメッセージ: