参議院選挙戦がスタート
ついに「参議院選挙戦」がスタートし、各党一斉に街頭演説など開始 ! 新勢力の「れいわ新選組」は、沖縄県出身の野原よしまさ氏が東京都からの立候補となり、新宿駅地下西口広場から第一声を上げた。そして、各党がそれぞれの思惑により、第一声の場所を選択して選挙戦の幕が切って降ろされた。 同れいわ新選組代表 山本太郎氏は、全国区比例での立候補。それも十名の候補者の中の三番目。「同れいわ新選組の代表なのに何故、比例三番目か」との疑問が支持者の中からの質問が寄せられる。すると、これらの質問に答える山本太郎氏の回答に多くの支持者らは、胸を痛める事に。その答えは、「ふなごやすひこ氏<全身麻痺>、木村英子氏<半身不随>と言う方々こそ国会に送られ、どんな状況の中でも暮らし易い国を創るためには、必要不可欠な方々」と断定し「また、御二方が比例特別枠を利用しての立候補になり、当選するためには、それなりの投票数が無ければなりません。そして御二方が当選するためにも投票数がなければなりません。その上でしか私参議院議員の山本太郎の議席は、獲得されません。」この回答に胸を打たれると共に、他の与野党の議員は、何が何でも自身の議席優先に思考する面々へのアンチテーゼでもある。 全国比例区立候補者には、個人の選挙活動に多くの規制が掛かっているだけに、立候補者の名前を連呼する様な選挙活動も規制されている。 つまり、山本太郎氏は、既に自身の退路を断っての本参議院選挙戦に臨んでいると言う事と共に仲間の九人を引き連れて10人立候補者の全員当選を意図している。 それだけこの国の先行きに対する政治・経済・社会に深刻な問題を認識し、立ち向かう姿そのものと支持者又は無党派層は、感じている。なればこそ、全国区比例には、「れいわ新選組」と投票する選挙民は、例え選挙データ改ざんしても仕切れない位の得票が集まっても不思議はない。 つまり、今の政治政策は、金持ち優遇政策が本流となっているのに対して「庶民に対する政治政策を本流とする国にお色直ししなければ、ならない。」との庶民と金持ちとの闘いの構図が本参議院議員選挙と言っても過言ではない。 山本太郎氏の下には、ボランティア登録希望者が殺到しており、その整理だけでも大変であっても、そこに真の日本人の心を感じるマスメディア記者も少なくない。日本人の心の中には、「安倍政権の暴走を何とかしなければならない」と感じながらも何をどうすれば良いかわからずに選挙を棄権したり、既存の政党に投票したりで体制は、一向に変化のない選挙結果となって来た。 山本太郎氏は、六年前に参議院選挙に立候補した時には、自身が当選する事に集中。しかし、一人では、何も変える事が出来ない事に心を痛めて来たが、この度の選挙で「十人の政党として「れいわ新選組」が政党として確立すれば、何かを変えるためのスタートラインに立てる」との思いを抱いての立候補である。 つまり、既存政治に対する山本太郎氏を切り込み隊長とする十人の侍の切り込みが正にこの度の参議院選挙そのものである。