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直美は相変わらずお酒が止められない。
「まずい、このままではアルコール依存症になってしまう」 こう思っても夜になれば飲みたくなるのだ。 そして、こうも思った。 「誰か私を抱いて」 広島の街で男を物色するのだが、めがねにかなう男性はいない。 広島市中区の東新天地公園で八十歳近い女性が恥じも外聞も無く男性に言い寄るのを見て、 「絶対にこうはなりたくない」 こう思うのだったが、幸せになる自信は無い。 ボーとしていると、まだ十代と思われる男性が、 「おねえさん、奢ってえや」 と声をかけてきた。 「何を奢るん」 男性は、 「ビール」 と言った。 「何歳」 「十七歳」 「だめよ」 押し問答が続いた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月19日 07時37分03秒
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