2013/07/26(金)12:19
BCG ※アメリカ生まれベビーはご注意を!
遅ればせながらBCGの予防接種を受けたビル君。
BCGは別名:ハンコ注射。
日本では生後3~4ヶ月の頃に通知が届いて
保健所なり市区町村指定のところで実施されるのが一般的なのですが
アメリカではBCGの予防接種自体ありません!
帰国後、保健所に予防接種の相談に行っても特に何も言われなかったけれど
親切な小児科の先生が、「受けた方が良い」と背中を押して下さり
もう一度保健所に相談に行ってきました。で、その時の回答が
「保健所では1歳までの接種が法で定められているのでご自分で小児科へどうぞ」
こっちが悪い訳じゃないのに何だかちょっと冷たい(涙)
帰国した時点で1歳を過ぎていてイレギュラーなのはしょうがないにしても
最初に保健所に予防接種の相談に行った時にスルーされたのもショックでした。
通常BCGは無料で接種を受けれるのですが
我が家の場合、費用はもちろん実費で
その費用は医療機関によって値段は違うものの一万円前後とのこと。
ちなみに足立区の場合、どこの小児科にもBCGのワクチンがある訳ではなく
色んな病院に問い合わせの電話をすると、ある病院の事情通の方から
「足立区はBCGの委託業務に積極的じゃないんですよねー
実費ですし、お隣の荒川区なら委託が進んでいるので探しやすいと思いますよ」
と教えていただきました!狭い東京といえど区によって色々違うのね。。。
結局、数少ない足立区内でBCGの予防接種をしてくれる病院を探して
予約を取って行く事にしたのですが、その病院の場所が
我が家の最寄駅の隣駅なのは良いけれど駅からバスで15分の辺鄙な所(-_-;)
どうやって行くべきか考えた結果、子連れで電車やバスの乗り継ぎは大変なので
片道30~40分と遠い距離を自転車で行くことに決めました。
夏の蒸し暑さや精神的ストレスに負けず
「ママ、頑張るからね!」と途中何度もビル君と自分に言い聞かせて
自転車を漕ぎ、なんとか無事に病院へ到着~
やっとやっとの念願のBCGです!
私の腕にはBCGの跡が全く無いけれど
昔は四角いスタンプ針だったのに今の時代は丸くて小さいようです。
(成長すれば皮膚と共に跡も大きくなるのかな?)
今回も色々と経験しなくても良い苦労をした訳ですが
このBCGで受け入れてくれた病院の先生が
今まで何ヶ所か行った小児科の中でも一番説明がしっかりしていて
親切で感じが良く素晴らしい先生でした
自宅から近ければかかりつけにしたいくらい!
途中、「アトランタって英語圏?」と聞かれたのには「?」だったけれど
(スパングリッシュなイメージ?)
他にも予防接種の事で情報を教えて下さいました。
現在、日本脳炎の予防接種は3歳で通知が届くのが一般的なようですが
生後6ヶ月から接種可能なワクチンのため
差支えなければ通知の届く3歳よりも前に受けてもOKだそうで
保健所に事前通知の申請相談に行って下さいとのこと。
結論!
「自分から動かないと保健所は動かない」
それと・・・別に実費でも全然構わないから
せっかく保健所まで出向いた事だし、イレギュラーな場合の予防接種は
保健所でベビちゃんたちが集団接種するタイミングで一緒に接種できたり
もしくは、普通に小児科でも受けられるようにしてくれー
それがダメなら、委託業務をすすめて
事前に申請すればどの小児科でもワクチンを取り寄せできるシステムにしてくれー
本当に小児科探し大変だったんだからー
最後に。
BCGの予防接種をしたところ塗るお薬を処方していただいたのがコチラ
ドロッとした液体のお薬は顔パックのような匂いがしました。
男の子だけど、あんまりBCGの跡が残らないといいなぁー
長文になってしまいましたが、同じようにアメリカで出産された方がいらしたら
お子さんの予防接種はくれぐれもご注意くださいませ