ロック魂70(おやじロック)

2009/07/27(月)20:47

デヴィッド・ギルモア『デヴィッド・ギルモア』

プログレ(120)

デヴィッド・ギルモア『デヴィッド・ギルモア』 デヴィッド・ギルモアのソロ第一弾。 ピンク・フロイドというグループはプログレ界ではめずらしく演奏テクニックがそんなに注目されることがない。 一つ一つの楽器のテクニックよりも表現力を評価されたグループなのでしょう。 そんなメンバーのなかで、このギルモアのギターの評価は高い。 やはり独特な表現力を持っていて、聴いただけでギルモアと判る。 そんなギルモアのギターのインストゥルメンタル・ナンバーから始まる。 2曲目はギルモアの気だるい雰囲気をもったボーカル・ナンバー 3曲目はちょっとハードなロック・ナンバー 4曲目はまたまた、気だるいボーカル・ナンバー。 この曲はプロイドでもよくアルバム後半に挿入されるような曲調で、この曲だけ聴くとフロイドのアルバムと間違えてしまうくらいである。 ギルモアの場合、女性のバック・ボーカルを付けることが多く、このアルバムでも同じである。 レコードの場合であれば裏面1曲目となる「ショート・アンド・スイート」はアルバム『ザ・ウォール』の「コンフォータブリー・ナウ」のような感じで、ソロとグループとの関係がそれとなく解るのが面白い。 ちなみにアルバム・ジャケットはヒプノシスですが、めずらしく何のへんてつもない感じで、ただアルバムの曲の持つ、ある意味寒々しい感じがでています。

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