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BOSSの備忘録。

2010年04月24日
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チェーホフ短篇集

あうるすぽっとチェーホフフェスティバル2010参加作品
チェーホフ生誕150年
「チェーホフ短編集2」
原作/アントン・チェーホフ
飜訳/山下裕
演出/山崎清介
出演/伊沢磨紀、佐藤誓、戸谷昌弘、竹下明子、桂ゆめ、谷畑聡
2010年4月22日木曜日 18時30分開演の部
あうるすぽっと E列17番 入場料5,000円

演出の山崎さんと近寄らず離れずのお付き合いで、多分、30年くらいのお付き合いになる。
それが、まあ、観に行った動機。

シェイクスピアとチェーホフはよく比較される。
日本の映画監督だったら黒澤明と小津安二郎。
演出家の好みだったら、蜷川さんと野田さんがシェイクスピア。平田さんと岩松さんがチェーホフ。
で、私は、シェイクスピア派であり、黒澤派であり、蜷川派であり、野田派である。
故にチェーホフを観るのは結構辛かった。
が、以前、井上ひさしさんの「ロマンス」という芝居を観た時に感じたことなのだが、ひっとしたら、チェーホフはロシアの三谷幸喜さんのポジションにあったのではないか、と云う私の勝手な思い込み。
それ以来私はチェーホフの作品を観る度に三谷さんを思い出すことにしている。
すると、結構、面白いのである。
ストレートに楽しめないのは、やはり、文化の問題や言語の問題がその間にあるから。
が、これは致し方ない。
と、すれば、チェーホフの「人を見る眼」を楽しむしかない。
チェーホフと云う作家が人間をどう見詰めていたのか?
その視線と同等に近い視線を持つことができればチェーホフの芝居は面白くなるのではないだろうか。
まあ、観ながらそんなことを考えた。
この「チェーホフ短編集2」はもともと短編小説だった物を演出の山崎さんが脚本に起こして上演された作品群だ。
「賭け」と云う作品を外枠に五本の作品がその中に構成されている。
チェーホフにしてはドラマチックな、つまり、人間の葛藤が明確な作品が多い。
チェーホフ入門編ということで山崎さんが気を配ったのだろう。
飽きないで楽しめた。
それにしても本当に面白いチェーホフを観てみたいのだが、まあ、いずれ、山崎さんが演ってくれるだろう。
楽しみにしている。






最終更新日  2010年04月24日 14時02分15秒
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