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BOSSの備忘録。

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2011年04月16日
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カテゴリ:演劇
曲がれ!スプーン 【DVD】

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価格:3,591円(税込、送料別)



青山円劇カウンシル#4~Re~
「その族の名は「家族」」
作・演出/岩井秀人
出演/ユースケ・サンタ・マリア、荒川良々、研ナオコ他
2011年4月13日水曜日 19時開演
Eブロック19番
入場料/5,800円

以前観た岩井秀人氏の作品「演劇入門」が面白かったので、観てみた。
「演劇入門」にも挿入されていた岩井氏の家族の物語。
同様のシーンが今回も観られた。
多分、再演なのだろう。

構成が面白い。
まるで、タランティーノの「パルプ・フィクション」の様だ。
ひとつの出来事を時間軸をずらして多数の登場人物の目線から語る。
その瞬間には不明だったことが後で「ああ、なるほど」と分かる仕掛けになっている。

ひとつ気になったのは、「演劇入門」の際に自身の演劇体験から幾多の演劇経験を経て平田オリザ氏流の演技スタイルにたどり着いたと劇中で語られていたように記憶している。
所謂、「静かな演劇」。
演技的に云えば、「写実演技」である。
で、岩井氏の作品はその作品と演技が切り離せないものであるとも記憶している。
分かりやすく云うと、「この作品はこの演技じゃなくちゃダメなんだ」みたいな。
が、今回の出演者、ユースケ・サンタ・マリア、荒川良々、研ナオコの諸氏は必ずしも岩井氏の求める演技スタイルではないように思う。
その証拠に岩井氏の演技スタイルを体現しているであろう滝藤賢一氏との演技のギャップがあからさまだ。
これは、新境地に向かう岩井氏の進化なのか妥協なのか?
その点が気になった。

もうひとつ。
客入れ時にユースケ・サンタ・マリア氏が本人で登場し、所謂、携帯の電源を切ってください等の諸注意を行っていた。
その際、「地震があったら一緒に逃げましょう」と云っていた。
つまりは、まだまだ、そういう状況なのである。

初日にもかかわらず幾つか席が空いていた。
もったいない。

これだけのスタッフ・キャストが集まって円形劇場が満席にならないのは何故なんだろう?
 
あっ、上記の「曲がれ! スプーン」に岩井氏は出演しているらしい。





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最終更新日  2011年04月16日 14時57分38秒
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