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【送料無料】カウボーイ&エイリアン 極端に云うと、「七人の侍の敵の野武士がエイリアンだったら、みたいな映画だ」 つまり、ベースとしての西部劇の部分が本格的なのである。 だから、敵がエイリアンじゃなかったら、例えば、盗賊なんかだったりしたら、まんま西部劇なのである。 だから、エイリアンが出ていないところはダニエル・クレイグとハリソン・フォードが共演する西部劇を観ている気分である。 そう、そこにクリント・イーストウッドがいても何の違和感も感じないと思う。 そんな世界観の作品である。 で、多分、この本格的な西部劇の部分に感情移入できるかどうかがこの作品の好き嫌いの分かれ目となると思う。 つまり、西部劇をまんま西部劇として提出しているので、今の日本人が観て面白がれるのか? 逆に往年の西部劇ファンは喜ぶだろう。 ウチのオヤジが観たらきっと大喜びしただろう。 カウボーイ&エイリアンの比率で云えば、8対2。 それくらい西部劇の印象が強い。 で、私もそのタイトルから、勝手に、もっとポップな映画だと思って見始めたので始まってしばらくはかなりまごついた。 これはいつSFになるのだろう、と。 イヤ、ちゃんと、その振りはしてあるんだけれども、それがキレイに西部劇パートに収まりすぎちゃってあまり違和感を感じないのである。 で、結局その印象のまんまラストまで行くので最初のような感想になるわけだ。 だからと云ってつまらないわけではない。 その世界観が呑み込めればかなり面白い。 ダニエル・クレイグとハリソン・フォードが真面目になに演ってんだよぉってところがかなり面白い。 そうそう、ダニエル・クレイグはイギリス人のクセに西部劇が似合う。 何でかなあ、と思ったら、スティーブ・マックイーンに似ているからだ。 そう思い始めてからはダニエル・クレイグがずっとスティーブ・マックイーンに見えてくるから不思議だ。 ハリソン・フォードもパンフレットによると30年振りの西部劇らしいが何の違和感もない。 これも何でかなあ、と思ったら、ハン・ソロもインディもカウボーイみたいなモンだったからね、と気が付いた。 でも、この二人が一緒に出ているだけでもこの映画は凄いのだ。 だって、ジェームズ・ボンドとインディ・ジョーンズだよ。 ハリソン・フォードは新旧のボンドとの共演という凄いことも演っている。 (ショーン・コネリーのことね。) ハリソン・フォードのジェームズ・ボンドも観たかったね。 なので、もし、これから観に行くのなら本格的な西部劇を観に行くつもりで行った方がいいと思います。 さらにダニエル・クレイグのファン、ハリソン・フォードのファン、または、スターの共演ファンの方にはお勧めです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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