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恋したい




目眩く曖昧な真実と伏せた睫毛に

泳いだあべこべの湖は太陽を飲み込んで月を浮かべてた

巧みな嘘すり抜けてたら真実さえ疑ってた


星の飴が降ったらパラソル差して撒き散らす

思い込みで良いの。君に恋したいよ

電信柱を綱渡りで君の傍にいけたらなぁ

うつむき、とぼとぼと歩いて、言い訳に困り果てた罠と蜜

だから今は手が掴めないかもしれない


少し離れた声も霞んだ景色に溶けていった幻みたいなもの?

あの日言った君の嘘が未だ引っかかったまま


目が眩む恋愛の現実と秘めた想い

溺れたまぜこぜの愛情は感情を飲み込んで恋を無くしたと

宴に酔い空回して怯えた臆病者だ


君はいつになったらあたしの物になるんだろ

途方に暮れた今 君に恋したいよ

届かない夢を見た窓辺で雨の音が響いてた。

このままとめどなく歩いて、最高に甘やかしていてね?

だけどここじゃ目が覚めないかもしれない。


目を逸らした嘘も静かな呼吸に遠ざかった幻想みたいなもの

あの日残した君の声が未だぶら下がったまま



by PEKO


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