2010/12/02(木)19:44
宮城県・やくらい薬師の湯
薬莱山は宮城県加美町のシンボルともいえる美しい姿の山。
仙台市中心部からは、1時間チョイといったところか。
広々とした高原が広がり、空気がうまい。
ここは宮城県の別世界という感じがする。
山の裾野には温泉施設、土産センター、そば打ち体験館、ウォーターパークなど多くの町関連施設が並ぶ。
温泉施設は「林泉館」「都邑館」といい、どっちがどうなんだかよくわからないが、建て増し建て増しで作ったような感じがどことなく「玉川温泉」に似ている。
「薬師の湯」は日帰り大広間休憩つきで800円で入浴できる。
館内は木の香りただよい、清潔でよい。非常に混雑する施設だと聞いていたけれど、今日は土曜日というのに驚くほど空いていた。ラッキーである。
これなら、風呂の写真も撮れるかと思ったが、残念、人がいる。
家に帰ってダウンロードしようと思ったけど、な、ない!
なんとこの施設のHPがないだけでなく、町役場や観光協会のHPに、使えるような大浴場や露天風呂の写真が掲載されていないのだ。
温泉施設なのに建物の外観だけ紹介してどうする。しょーもないなあ~。
風呂そのものは実に具合がよく、内湯は広々としているし、露天風呂は雑木林に囲まれていて野趣合格点。これはさすがに街中の温泉施設では味わえないよな~。
湯は塩化物泉で、それほどの入浴感はないが、あとで効くのか、大広間に横になったとたん尋常でない睡魔に襲われた。
温泉施設の中にも、レストランはあるが、ここは可もなし不可もなし。
ミソラーメン500円なりを頼んだが、これも「美味しんぼ」風にいうと・・
「すべてがギリギリの線なんですよ、これ以上まずいと客が来なくなり、これ以上コクがあっては普通のレストランのラーメンではなくなってしまう!」
と、まさに絵に描いたようなフツーのラーメンであった。
帰りがけ、土産館のほうに立ち寄ったら、こんな看板が・・
しまったーっ!慌てずこっちで食べてから入館すべきだった!!
椅子で看板が隠れているが、下の段は「加美こうじ味噌」のラーメンだそうだ。
ああ・・文字通り口惜しい。