オフミの温泉メロディ

2006/09/12(火)06:23

仙台定禅寺ストリートジャズフェスティバル

よもやま話(106)

1991年、25のバンドが定禅寺通で演奏スタートしてから今年で16年!いまや世界最大級のストリート音楽祭に成長し、国内はもとより海外から651バンドが集まった。 9月9日、10日の二日間は仙台の中心部はどこに行ってもバンド、バンド!1月はどんと祭、5月は青葉祭り、8月に七夕祭りがあって、このジャズフェス、よさこい、クラシック音楽フェス、光のページェント、と「祭都仙台」は一年を通じて楽しいイベントが目白押しなのだ。 さてジャズフェスの話であった。 私が今回一番気に入ったのは、東京で活動中の「デルタ兄弟」である。 黒服中心のいかにもプロっぽいコスチューム。 一癖もフタ癖もありそうなルックス、演奏が始まる前から、何かやってくれそうな雰囲気をかぎつけて、たちまち噴水前広場には黒山の人だかりができた。 「キング」のボーカルはほどよくドスが利いており、全身全霊をたたきつけるようなブルースハーブはかなりの腕利きとみた。顔と指が絶妙に連動するリードギターにはつい目と耳を奪われ、ときおり「キング氏」の「俺より目立つな」という制止が入る(これもギャグ)。 またリズムセッションは最高に分厚い安定感があった。屋外でこのオトというのは相当なものだ。 こうした確かな演奏に加えて、いちいちツボを押さえたギャグがなんとも心地よい。さすがに仙台では、こういうバンドはちょっとないね。 公式ホームページも立ち上がっているので、ぜひご覧ください。 デルタ兄弟ホームページ

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