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オフミの温泉メロディ

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Jun 14, 2007
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1.Bolero
2.Stratus
3.You Never Know
4.'Cause We've Ended
5.Behind the Wall
6.Two Rivers
7.Star cycle
8.Big Block
9.Nadia
10.Angels
11.Scatterbrain
12.Led boots
13.Pork Pie/Brush
14.Blue Wind
15.Rainbow

1.このステージ(アルバム)の導入部として、これ以上相応しい曲はあるまい。さ、これからベック・ワールドが幕をあけますよ、という高らかな宣言のようである。ベックの音色はまるで「火の鳥」のお出ましのようでもある。

しかしやっぱり、2.のストレイタスに移行したところで、私は小躍りしたくなる。
ビリーコブハムのソロSPECTRUMからのナンバー。
どうしてこの曲が繰り返し演奏されるのか。

このSPECTRUMこそは、当時のベックに計り知れない衝撃を与え、そこに啓示されたロックとジャズの融合の姿が自らの転機をもたらし、BLOW BY BLOWからの快進撃を生んだ記念碑だったからではないか。

はじめは両方のプロジェクトに参加していたヤン・ハマーが繋ぎになっていたのかもしれないが、根底的には、そうした自分史的な意義をかみ締めるための曲なのかもしれない・・・。

ヤク中毒のためディープ・パープルでは才能の10分の1も発揮できなかった、夭折の天才ギタリスト、トミー・ボーリンにオマージュを表してか、ベックは後編でキレ気味のフレーズをかましてくれる(トミーは別の曲で凄いプレイをやっているのだが)。

カリウタのドラムも張り切っているが、若干手数が大杉ではないだろうか。
しかし後半見せる怒涛の攻撃はやっぱり誰にも真似ができない。

3.は私がベック・ナンバーで一番好きな曲かもしれない。

デッデッデデデデ、デッデ、デッデ、デッボヨヨ~ン

というリフ、何故か私の人生に嵌った。


そして転調し、バスドラムが16ビートで刻むあたりで私は自分の意思に関係なく盛り上がってしまう。
この曲をぜひ、オリジナルのサイモン・フィリップ以外のドラマーでやってほしいとかねがね思っていたのだ。

4. はおそらくオーディアンスの人気No.1の曲だろう。私も大好きだ。
が、アルバムでのテイクの方に魅力を感じる。それは、アルバム・バージョンのギターの「泣き具合」が、史上最適値だったと思えるからだ。

あの、暗闇でしくしくとすすり泣くような感じ・・はリアルタイムでは青春期末期だった当時の私の琴線にふれたものだが、このテイクではすすり泣きというより「大泣き」で、ちょっと引いてしまうところがあった。

パソコンからイヤホンで聴いたときは「明星チャルメラ」という感じも拭えなかったが、やはりちゃんとしたオーディオで聴くとホッとした。
しかしビミョーな演奏ではある。

5.こういう曲は・・実は苦手である(笑)。

スローな曲が嫌いということではないが、このレゲエを崩したようなリズムはなんだかカッタるく感じてしまうんだなー。

中盤以降、テンションは凄いことになって、聴きごたえ十分となる。

6.は、5.の身体にまとわりつつ濃霧の峠越えをしているような曲のあとに魅力的な現われ方をしてくれた。

息を切らしながら歩いていると、何らかの意思が働きでもしたようにすーっと霧が晴れて、目の前にこの世とは思えない桃源郷が現われた、そんな心象サウンドが開けてくる。
大好きな曲だ。

・・ここで力尽きた。続く。





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最終更新日  Jun 16, 2007 06:25:55 AM
コメント(8) | コメントを書く


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Re:OFFICIAL BOOTLEG USA '06/JEFF BECK その2(06/14)   kisato さん
この「濃霧の峠越えをして桃源郷が現われた」という
このアルバムで最も鳥肌がたち、涙ぐんだTwo Riversについて書かれたこの記事にTBさせていただきます。

ジェフ・ベックのこのようなプレイを
聴くことが出来るのはほんとに嬉しいことですね。
とにかくジェフの来日を体験しなかった方には
是非是非お薦めアルバムですね!!

デジタル路線のは、こんなこともしたかった、
出来るんだよというメッセージでもあったようですが、これが爆発的にヒットしたっていうのも、
デジタルヴァージョンであっても、
そこにベックありという音が聴けたし、
やっぱりかっこよかった。
惜しむらくは、やはりリズム隊メンバーだった。
アルバムのほうでベースが入ってないのなんて、
さみしい限りでした。
でも新しいファンが獲得されました。

ニューアルバム、首を長くして待ち続けてろくろ首になりそだけど(笑、
マーラーの第五、アダージェットはいったいどうなるのか、気にかかります。
もしかして幻の曲になってしまうのかしら。

http://kisato.blog.shinobi.jp/ (Jun 15, 2007 06:26:09 PM)

まだ   まこと9957 さん
コレは聴いていなかった。PCに有りますので聴いて見ます。このアルバムは最近色々な店で大プッシュ!してますね (Jun 16, 2007 02:20:26 AM)

Re[1]:OFFICIAL BOOTLEG USA '06/JEFF BECK その2(06/14)   杜のオフミ さん
kisatoさん
>この「濃霧の峠越えをして桃源郷が現われた」という
>このアルバムで最も鳥肌がたち、涙ぐんだTwo Riversについて書かれたこの記事にTBさせていただきます。

>ジェフ・ベックのこのようなプレイを
>聴くことが出来るのはほんとに嬉しいことですね。
>とにかくジェフの来日を体験しなかった方には
>是非是非お薦めアルバムですね!!

>デジタル路線のは、こんなこともしたかった、
>出来るんだよというメッセージでもあったようですが、これが爆発的にヒットしたっていうのも、
>デジタルヴァージョンであっても、
>そこにベックありという音が聴けたし、
>やっぱりかっこよかった。
>惜しむらくは、やはりリズム隊メンバーだった。
>アルバムのほうでベースが入ってないのなんて、
>さみしい限りでした。
>でも新しいファンが獲得されました。

>ニューアルバム、首を長くして待ち続けてろくろ首になりそだけど(笑、
>マーラーの第五、アダージェットはいったいどうなるのか、気にかかります。
>もしかして幻の曲になってしまうのかしら。

http://kisato.blog.shinobi.jp/
-----
うんうん、Two Riversは何べん聴いても恍惚です!
このアルバム、絶対オススメですよね。
このメンバーで(キーボはヤンさんだといいんだけど体調不良なんですってね)スタジオ盤を出したら、どんなにイイだろうかと期待してしまいますが、まだそういう気配もないのでしょーか。 (Jun 16, 2007 05:50:51 AM)

Re:まだ(06/14)   杜のオフミ さん
まこと9957さん
>コレは聴いていなかった。PCに有りますので聴いて見ます。このアルバムは最近色々な店で大プッシュ!してますね
-----
なかなかヒットしているようであります。
People Get Readyです(何を言っているのか・・)
PCにあるのでしたら、ぜひぜひ。
まことさんはベックもお聴きになるのですか。 (Jun 16, 2007 05:52:13 AM)

ニューアルバムについて   kisato さん
>そういう気配
こちらにベックの言葉が載っておりやす。
ベック、缶詰にしてさしあげませう(笑)

著名人の一言 | 英語とエンタメ | ジャパンタイムズ [週刊STオンライン] ― 英語学習サイト
http://www.japantimes.co.jp/shukan-st/entertainment/newsmakers/newsmakers.htm?kf=musician& ;f=musician&fn=ne_mu_058#top (Jun 16, 2007 09:02:56 AM)

Re:ニューアルバムについて(06/14)   杜のオフミ さん
kisatoさん
>>そういう気配
>こちらにベックの言葉が載っておりやす。
>ベック、缶詰にしてさしあげませう(笑)

>著名人の一言 | 英語とエンタメ | ジャパンタイムズ [週刊STオンライン] ― 英語学習サイト
http://www.japantimes.co.jp/shukan-st/entertainment/newsmakers/newsmakers.htm?kf=musician& ; ;f=musician&fn=ne_mu_058#top
-----
人のことはいえませんが、ベックには労働を強いたくなります(笑)。
あと何枚だせるかわからないトシなんだから、がんばって欲しいっす。 (Jun 17, 2007 05:47:14 AM)

Re:OFFICIAL BOOTLEG USA '06/JEFF BECK その2(06/14)   純_chan さん
このアルバムは「Two Rivers」が!!!
2005年のLiveは初日の横浜に行ったので、この曲は聞けなかったのです
他の会場では演奏していたんですよね・・・
Live盤で聞けて嬉しいです(^^♪

No.5については私も同じです・・・

余談
Pork Pie・・はついこの前、ジョニ・ミッチェルを聞きましたが
同じ曲とは思えなかった^^; (Jun 18, 2007 11:07:08 PM)

Re[1]:OFFICIAL BOOTLEG USA '06/JEFF BECK その2(06/14)   杜のオフミ さん
純_chanさん
>このアルバムは「Two Rivers」が!!!
>2005年のLiveは初日の横浜に行ったので、この曲は聞けなかったのです
>他の会場では演奏していたんですよね・・・
>Live盤で聞けて嬉しいです(^^♪

>No.5については私も同じです・・・

>余談
>Pork Pie・・はついこの前、ジョニ・ミッチェルを聞きましたが
>同じ曲とは思えなかった^^;
-----
今回の皆様のレスでわかりましたが、Two Rivers愛されてますね~。
まさに別世界のオトです。
純chanさんはレインボウ一家のボーカルのコンサートとか、いろんなコンサートに行かれてるのですね。うらやましいです。
(Jun 20, 2007 06:11:59 AM)


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