オフミの温泉メロディ

2007/09/24(月)16:17

神滝温泉/夜は怖そうな劇ヒナビ温泉はいかがか

鳴子温泉郷(宮城)(98)

食事を出さず、自炊専門でやっている宿。 そのヒナビぶりはいろいろなブログでお見かけしていた。 しかしさすがに間近でみるとなかなか胸に迫るものがある。 東鳴子温泉の田中などはかわいいものだ。ちゃんと旅館に見えるのだから・・。 鳴子から鬼首に向かう道のなかほど。実は道路からも建物は見えているのだ。ただ、目的地という感じがまったくない佇まいなので、「神滝温泉」のバス停留所がなければ全く気がつかないだろう。 営業しているのかどうか、不安になるのもあまたのブログどおり。 しかし、確かに色褪せてはいるが「湯めぐり手形」の「のぼり」は立っている。 泉質表示の鳴子温泉郷共通の立て札は、ありゃ、無残にも上半分がもげてしまっている! 同じ時期に立てたはずの立て札が、どうしてここだけ割れているのだろう? それだけ自然が厳しいのだろうか。 玄関をくぐると、出てきたのは物腰のやわらかい感じのするお婆さん。 中も、旅館というより普通の在の民家である。 「いい天気になりましたねえ」とか言いながら、風呂場まで案内してくれた。 館内は外観ほど朽ちてはおらず、また館主が几帳面な方なのか、掃除整頓はきちんとしている。 風呂場のまわりの廊下は、化粧板が一切なくラフに木材を打ちつけたような造り。 2つ並んだ風呂場は、脱衣場がガラリ戸でつながっていて、自由に行き来できる。 同じくらいの大きさで熱め、温めと別れる。 湯船はけっこう広く、たたみ2畳分以上はありそうだ。 写真で見ると茶褐色の湯に見えるが、これは湯船の床の色の加減でそうなっているだけ。 出ている湯は無味無臭、あっさり系の泉質だった。いくらか金気があるか。 欲後のサッパリ感はなかなかのもの。 トイレは男女共同の「ぽっちゃん式」のようなのでご注意を。 この表示も「便所」と、堂々たるものだ。

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