オフミの温泉メロディ

2010/11/29(月)20:33

仙台のラーメン この濃ゆさ深さがオンリーワン・博多一風堂

仙台のラーメン(39)

 片平に仕事に出かけ、帰りに細横丁を歩いていたら無性に「一風堂」のラーメンが食べたくなりました。  なかなか威風堂々としたこの建物、実はひ●や大黒堂さんの店舗あとなんです。  中も広々していて、特にカウンター席のテーブルが奥行きがとてもゆったりしています。  メインメニューは以前とちょっと変わり、「赤丸かさね味」と「白丸元味」。  ホームページによれば、  赤丸・・ “変わらないための進化のカタチ”を合言葉に、創業以来重ねてきた知識や経験、思いを凝縮した博多一風堂オリジナルのラーメンです。あっさりとした口当たりでありながら、より深いコクと旨みを追求しました。以前より焙煎を強めにして香ばしさを高めた香油と、このために新たに開発した、数種類のスパイスと食材の旨みを凝縮した「旨み玉」を溶かしながら食べ進むと、刻々と変化する味が楽しめます。  白丸は・・ “変わらないための原点追求”を合言葉に、博多ラーメンの王道を追及する白丸元味。豚骨本来のスープの旨みをダイレクトに味わえるよう、改良を加えました。これまでと大きく違うのが麺。気忙しい博多っ子のために茹で上がりの早い細麺になったという博多ラーメンの源流を意識し、新たに赤丸とは違った切刃26番の極細麺を開発。サッと固めに茹で上げると、麺にからむスープとともに、小麦粉の旨みが楽しめます。  私はこういう食い物に関する屁理屈は大嫌いなんですが、まあ美味ければ何でもよいか。スパイシーなやつを食べたい気分だったので、「赤」をいただく。  茹で方の注文を聞かれました。「バリカタ」もありますが、私は固すぎる茹で方はラーメンと認めない主義なので、ここは「普通」と答える。  この、文字を書いたような濃茶のアブラが気になります。これは香油で、真ん中の玉が「旨み玉」ですね。  この玉が食べているうちにスープに溶け込んできて、どんどんと味に深みが出てくるのがウリです。食べているうちにどんどん心も深みに入っていって、フロイドの「ECHOS」の境地に(絶対嘘だな)。  テーブルに置いてある薬味多数も、好みでどうぞ。  でもこれも足すと、さすがに平井堅が厚化粧したようにtoo much!な気分になりますぞ。  やっぱり美味いよなー、このラーメン。 ★★★★☆

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