2010/09/18(土)06:17
田代まさしの行動は焦点的自殺ではないか
逮捕されたときの彼の老けっぷりにも驚きましたが、これほどまでに何度も法に触れることをして反省しながらも「やってしまう」というのは、どういうことでしょうか。
私はこれはメニンジャーのいう「焦点的自殺」ではないかと勘ぐっています。
焦点的自殺とは、「自己破壊の対象がある特定の部分に向かうもの。何回も外科手術を受けたがったり、一見偶発的な事故で何度も怪我をしたりすること」をいいます。彼の場合もこれにあたるのではないかと。
彼は記者会見のたびごとに、「これからは心を入れ替えて立ち直ります」というようなことを語り、おそらく心からそう思っているのでしょうが、深層心理の中では、池波正太郎風にいえば
「俺なんぞ、いっそ消えてしまいてえ・・」
という衝動があるような気がするのです。
彼の場合、まあノゾキについては被害者の女性には申し訳ないですが、基本的に他を害する行動に出ていません。
ひたすら、自分を罰し害することに血道をあげているようです。
だから何べんバカなことを繰り返しても、支えてくれる仲間がいるのでしょうね。
彼は人を傷つけるという衝動を強く持っている人(=真の悪人)ではない!
その一点で、私はまだ彼には一縷の望みがあるように思えるのです。
私たちが真に撲滅すべきなのは、私たちに内在する、他を害する衝動ではないか。
・・・甘いっすか?